■Black Eyed children(黒い目の子供たち)とは?

Wikimedia Commonsより

 Black Eyed Children(黒い目の子供たち)とは、白目の部分まで真っ黒に塗りつぶされたような黒い目をした子供たちの姿をした謎の存在だ。目撃されるのは真夜中の駐車場や道端あるいは深夜の住宅で、突然ドアを激しく叩いたり、ノックしたりするのだという。通常2人組で現れ、年齢は6歳から16歳程度で、肌は青白く、眼窩は穴が開いたように真っ黒で、古臭い服を着ている。

 この不気味な子供たち「BEC」は、ドライバーや住民に対して「助けて!」「中に入れて!」「何か食べるものをちょうだい」などと頼んでくるという。また、不可解な言葉遣いや、意味不明な質問を投げかけたり、道端で出会った人を追いかけてきたりと、人々を強い不安や恐怖に引きずり込むのだ。

■典型的な目撃談

 このBECにはさまざまなパターンが存在するが、典型的な話は以下ような内容だ。

・アメリカ合衆国バーモント州の例

 バーモント州のど真ん中にある雪の降る町で、年配の夫婦がドアを大きくノックする音を3回聞いた。ドアを開けると、男の子と女の子の2人の子供が見えた。「もうすぐ両親が来るから入ってもいい?」と問いかけながらも、子供たちは老夫婦に目を合わせず、ぼんやり戸口に立っていた。老夫婦はしばし躊躇していたが、男の子と女の子を中に入れた。

 妻が台所でホットココアを作っている間、子供たちはソファに腰を下ろし、夫が質問をしたが、子供たちは何も答えなかった。妻がリビングに戻ってきて、飼っている4匹の猫が怖がって子供たちに毛を逆立てていることに気づいた。

「トイレを使ってもいいですか?」

 とふいに子供たちに言われ、妻は改めてまじまじと彼らを見た。彼らの目は星一つない闇夜のように真っ黒だった。彼女は彼らをトイレに案内し、手で顔を覆っていた夫にのそばに戻り「彼らの目を見た?」と尋ねた。すると、夫は鼻血でいっぱいの手を彼女に見せた。 

 その瞬間、突然停電になり、家の中は子供たちの目のように真っ暗になった。慌てて妻がトイレに向かうと、廊下の端で「パパとママがいる」という子供たちの声が聞こえた。

 その後、子供たちはドアを大きく開けたまま家を飛び出した。妻は車道の突き当りに男性が二人いることに気づいた。男たちは非常に背が高く、ほっそりしていた。妻は手を振ったが、男たちが挨拶を返すことはなかった。その後、2人の男性と子供たちは1台の車で一緒に帰っていった。

 子供たちが去った後、少し遅れて停電が復旧したが、翌週にかけて家で奇妙なことが起こりだした。4匹の猫のうち3匹が行方不明になり、4匹目は血だまりで死んでいるのが発見された. 夫は鼻血を出し続け、最終的に医者に行き、そこで彼は非常に進行性の速い皮膚癌と診断された。

・アメリカ合衆国テキサス州ダラスの例

 テキサス州ダラスで、男性がが自宅の前で、黒い目をした少年と少女に出会った。彼らは、中に入れてくれるように訴えかけてきたが、不気味な印象を受けた男性は、彼らを拒否して家に入らせなかった。

・イギリスのバーミンガムの例

 2013年、イギリスのバーミンガムで、女性が夜中に自宅のドアをノックされた。彼女がドアを開けると、2人の少女が立っており、黒い目をしていた。彼女は、彼女たちが入ってくるのを拒否したが、その後、彼女たちは車に乗り込み、消えてしまった。

・アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビルの例

 2014年、フロリダ州ジャクソンビルで、女性が、自宅のドアをノックされた。彼女がドアを開けると、黒い目をした少女が立っており、家に入れてくれるように頼んできた。彼女は、少女の要求を拒否したが、その後、彼女の夫が同様の少年に遭遇するという不思議な出来事が起こった。

・イギリスのサフォーク州の例

 2015年、イギリスのサフォーク州で、男性が自宅の前で、黒い目をした少女に出会った。彼女は家に入れてくれるように訴えてきたが、彼は彼女を拒否し、彼女が去った後に、彼の車に不可解な傷がつけられたと報告されています。

・イリノイ州ペキンの例

 2016年、イリノイ州ペキンで男性が、黒い目をした少女に出会った。彼女は、自分を車に乗せてくれるように頼んできたが、彼は彼女を拒否し、彼女が去った後に、彼の車が不可解な傷を負った。