「冷蔵庫と女」──古ぼけた長屋に場違いな若い美女が隠していたものは……特殊清掃業者が語る怪談①

井戸を勝手に埋めてはいけない――。 　それは昔から言い伝えられてきた“土地の理（ことわり）”のひとつだ。誰かが祈り、棲み、長く時間が積もってきた場所には、守らなければならない決まりごとがある。 　そ…

京都で工務店を営む田宮翔太さん（仮名・50代男性）が語る、職人だけが知る建築業界のコワい話。前回は、ベテランの田宮さんも震え上がった、とある現場で起きた不気味すぎる怪異体験を語ってもらった。だが、田宮…

建築業界の職人たちが遭遇した奇妙な出来事は、決して気のせいではないのかもしれない――。ワケあり物件で感じる“言葉では説明できない違和感”。建築業界に伝わる“絶対に破ってはいけない禁忌”。京都で工務店…

当連載の第5回で、「三条寺町の怪物件」について語ってくれた怪談師のCocoさん。SNSの総フォロワー数は30万人を超え、“ホラーの名門”竹書房怪談文庫では著書を２冊出版。お化け屋敷をつくるホラープランナーとし…

「お盆は地獄の釜の蓋が開く」といい、心霊体験が数多く報告される季節。もちろん、怪異のるつぼ、異界都市・京都もそんな噂は数多い。ある夏のお盆の京都、三条寺町にあった某居酒屋で、俳優の滝晃太朗さんが体験した不可解で切ない怪異譚を紹介。前後編の前編です。

京都の方々が待ちに待った4年ぶりの完全復活。1カ月にわたり京の夏を彩る「祇園祭」が無事終わった。来場者数１００万人を超える日本三大祭の一つとして知られるが、実は、その源流にはおどろおどろしい歴史が秘められていることは知られていない。今回は京都中が華やぐ祭りの陰に潜む「闇」についてご案内しよう。