2024.1.24 【新しすぎる理科の教科書】なぜあの小さな羽根でマルハナバチやクマバチは飛べるのか? 動物の最新科学【動物にまつわる、これからの新常識・第7回/中編】 「クマバチやマルハナバチは体に対して羽が小さすぎて航空力学的に飛べない」って科学雑学ネタは昔からこすり倒されていますが、反重力に超音波、さらにはハニカムパワー(なんだそれ)で飛ぶなど奇説が続々。最新科学で考えるとどうなの?ってお話。
2024.1.23 【新しすぎる理科の教科書】シマウマの模様はなぜシマなのか? 動物の最新科学【動物にまつわる、これからの新常識・第7回/前編】 「シマウマの縞模様は迷彩のため」「犬猫の視界は白黒」など昔の教科書、いやいまだにネットでは「古臭い常識」がはびこっておりますが、もう全然違いますよ。最新研究に基づくシマウマの「シマ」の理由は、なんと数学で説明できるんだとか。いったいどういうこと?
2023.12.31 【新しすぎる理科の教科書】デブの腹は腸内細菌のせい? これからのダイエットは腸活が大事【人間は腹で考える! 新しい人体の考え方、脳腸相関・第6回/後編】 中編で紹介した「うつ病」が“現代の国民病”なら、日本人に限らず食生活が豊かになった現代人の”業病”とも言うべきものが「肥満」だ。しかし、この原因も単なる食生活や生活習慣、遺伝だけでなく、前篇、中編で紹介してきた「腸内細菌」が大きく関わってきている。なぜデブの素、脂肪と糖に人は引き寄せられるのか? そもそも、なぜ脂肪を摂ると太るのか? 腸と脳と人体に関する医学の最新知見を紹介していこう。
2023.12.27 【新しすぎる理科の教科書】うつ病はお腹の病気だった! お腹が治れば、頭も治る不思議【人間は腹で考える! 新しい人体の考え方、脳腸相関・第6回/中編】 腸と脳が意外に深い関係があることは分かったし、「脳腸相関」とか「サイコバイオティクス」なんて最新科学のキーワードも知れた。ただ、「うつ病と炎症と腸」という三題噺はわかるようでわからない。うつって脳の不調じゃなかったの? そんな疑問に答える中編。まずとっかかりは「幸せホルモン」から……
2023.12.26 【新しすぎる理科の教科書】腸内細菌が人間の心を生み出す? サイコバイオティクスが切り開く人間と微生物の新たな関係【人間は腹で考える! 新しい人体の考え方、脳腸相関・第6回/前編】 一気に冷え込んだり、急に生暖かくなったりと天候不順な冬は、こころとカラダのバランスを崩している方も多いのでは? まさにそのバランス、正確には「腸内細菌のバランス」が崩れていることが、病気や人間の性格まで左右するという最新医学「サイコバイオティクス」の世界をご紹介!
2023.11.29 【新しすぎる理科の教科書】一寸の虫にも五分の知能、殺虫剤も使えない、みんな賢くてみんな生きろ【豚もイカも蜂もすべての生き物は等しく賢いのが次の常識だ・第5回/後編】 日進月歩の科学技術に、理科の知識もどんどん書き換えられるが、まさかイカタコまで賢いとは思わなかった。イカタコが賢いなら、鳥も賢いし虫だってバカにできない。生き物には生き物ごとに違う世界があり、知性がある。まさに世界は多様性なのだ。さらに、これからの常識となるだろう、環世界の考え方を紹介したい。
2023.11.28 【新しすぎる理科の教科書】このタコ! ともう言えない、賢いイカタコの秘密を探れ【豚もイカも蜂もすべての生き物は等しく賢いのが次の常識だ・第5回/中編】 昔の理科の教科書で紹介される「頭のいい生き物」といえばイルカやチンパンジーが相場だったが、実は「頭が悪くて自制心のない生き物」というイメージの強い豚も知能が高いことが最新研究で判明していた。そして、未来の理科の教科書でイルカや豚と並んで「頭のいい生き物」として紹介されそうなのが、なんと「イカとタコ」なのだとか……。
2023.11.24 【新しすぎる理科の教科書】豚はゲームするぐらい賢い! 頭がいいから殺しちゃいけないの理屈はアウトな理由【豚もイカも蜂もすべての生き物は等しく賢いのが新しい常識・第5回/前編】 ついつい「アイツは豚にも劣る野郎だ」なんて言いがちですが、意外や意外、賢い生き物なんだとか。そもそも生き物の命に対して「賢いかどうか」で序列をつけること自体、人間の傲慢さの表れなんですが、今回は「いままで舐めててごめんね。実は賢いのね」動物シリーズ。この辺も理科や科学の常識は日々アップデートしているのです。
2023.11.1 【新しすぎる理科の教科書】日本人はネアンデルタール人の遺伝子を持つ。彼らをホモ・サピエンスが皆殺しにした?【私たちの祖先はネアンデルタール人と夜の異種格闘技戦・第3回/全3回】 チンパンジーと人類は交雑していた? 想像を超える古代のセックス事情である。画像:Adobe Stock マルチーズとプードルを掛け合わせるとマルプーになり、ハスキーとポメラリアンを掛け合わせるとポンスキーにな…
2023.10.31 【新しすぎる理科の教科書】私たちは毛皮を脱ぎ捨て“ストリッパー”となって世界巡業の旅に出たのだった。そしてホビット族や巨人族へと変化した【私たちの祖先はネアンデルタール人と夜の異種格闘技戦・第2回/全3回】 サルからヒトへと進化したきっかけは「ハゲ」で「汗っかき」で「アソコもろ出しの変態」にあった!? いやいやサルからヒトの間のミッシングリンクに河童がいた? 数十万年を遡る人類進化の秘密には奇妙奇天烈な珍説がいっぱい。巨人族やホビット族など現生人類の兄弟たちまで謎めく古代世界をご紹介。
2023.10.30 【新しすぎる理科の教科書】昭和の常識は令和の非常識、さて問題です。最初の人類の名前はなんでしょうか?【私たちの祖先はネアンデルタール人と夜の異種格闘技戦・第1回/全3回】 ビートルズの名曲から名付けられた「ルーシー」は最初の人類ではなかった!? わたしたちおじさん世代の常識は、人類進化の世界でもガラッと覆されてしまっているそうで……Z世代や令和キッズにバカにされないためにも「新しすぎる理科」の常識をアップデート!
2023.9.29 【新しすぎる理科の教科書】 石油は隕石に乗って宇宙から降ってきた? 異端すぎる石油の起源【実は石油は無限にある? 石油の正体を探れ・第3回/全3回】 もしも石油が掘れるなら、日本をドバイにしてしまえ! どうやら掘ってみようとしないだけで、掘ればどこでも石油が出るらしい。マントル直上がベストらしいので、火山大国日本は石油大国日本になるかもしれない。つべこべ考えずに掘るのだ、政府。目指せ、明日のドバイ!
2023.9.28 【新しすぎる理科の教科書】 石油は古代の植物がなんかしてできたのじゃなかった? 微生物説と無機起源説【実は石油は無限にある? 石油の正体を探れ・第2回/全3回】 21世紀になっても、まだわかっていない石油の正体。石油の原料は恐竜の死体なのか、微生物なのか? そうではないとロシアの科学者は言うのだ。石油は地球が地底で無限に作っている! 石油とは何なのか? 本当の姿を探ろう。
2023.9.27 【新しすぎる理科の教科書】 30年後、石油がなくなる! 言い出したのは誰だ? 石油枯渇の噂の深層【実は石油は無限にある? 石油の正体を探れ・第1回/全3回】 ガソリンの異常な値上がりは、実は石油が枯渇し始めているからではないか? ウクライナ紛争を隠れみのに、石油会社によって仕組まれた原油高! 30年後、石油がなくなると言い出した謎の組織の正体とは? 石油の裏に隠された、原油がごとく黒い真実に迫る!
2023.7.30 【新しすぎる理科の教科書】恐竜は鳥、鳥は空を飛ぶ、だから恐竜の体は見かけよりずっと軽くできている。恐竜が鳥の祖先だったから、現代の鳥は空を飛べるのだ。【重力が小さかったから? 恐竜が大きくなった新しい理由・最終回/全3回】 恐竜が巨大な体をどうやって支えていたのか? 重力が小さかった? 恐竜が鳥類の先祖だとわかれば、疑問は解決する。鳥は空を飛ぶ。つまり構造上、鳥の体は非常に軽くできている。鳥の先祖である恐竜の体も、非常に軽かったのだ。
2023.7.29 【新しすぎる理科の教科書】地球が小さかったから恐竜がデカくなった!? 実は地球は風船のように大きくなっているという今では異端の「地球膨張説」をもう一度検証してみる【重力が小さかったから? 恐竜が大きくなった新しい理由・第2回/全3回】 現生動物で最大のシロナガスクジラ並みの巨体がザラにいる恐竜の世界。なぜ、そこまで巨大化したのかは彼らにまつわる最大のミステリーの一つ。前回は「爬虫類だからデカくなった」説を紹介したが、今回は「昔は重力が小さかったから巨大化した」という説をご紹介。さて、この説で恐竜最大のミステリーは解き明かせるのか?
2023.7.28 【新しすぎる理科の教科書】 ネッシーは恐竜じゃない! 恐竜は爬虫類じゃない? 恐竜はモフモフになっただけじゃない、恐竜をめぐる、これが最新の常識・非常識【重力が小さかったから? 恐竜が大きくなった新しい理由・第1回/全3回】 大人も子どもも大好きな「デカくて怖くてすごいヤツ」恐竜。しかし、彼らの「常識」は日々アップデートされている。いまや恐竜はモフモフでサンバカーニバルで、世界で最も有名なUMA・ネッシーは恐竜じゃないってどういうこと? まさに「ジュラシック・ミステリー・ワールド」な最新研究が明かした恐竜の新常識をご紹介!
2023.7.16 【新しすぎる理科の教科書】宇宙で生命が生まれたというパンスぺルミア説。宇宙にはバクテリアやウイルスが溢れ、実はインフルエンザも宇宙から飛来し、地球で猛威を振るっている!?【私たちの命は宇宙からやってきた? 生命誕生の新常識・最終回/全3回】 地球上の生命の起源は宇宙にあったとする「パンスペルミア説」。では、その「宇宙で誕生した生命」や現在の宇宙空間でも漂っている有機物はどうやって誕生したのか? その謎を追っていくとロックでファンキーな宇宙論にたどり着いてしまった!?