■ジュノ最新作はヒョンビンも演じた朝鮮王朝の名君イ・サン!

 ジュノの除隊後復帰作は時代劇『袖先赤いクットン(原題)』。あのヒョンビン(38)が、やはり除隊後の復帰第1作の映画『王の涙―イ・サンの決断―』(2014年)で演じた、朝鮮王朝時代の名君イ・サン役に抜擢されたのだ。

 ヒョンビンは『王の涙』で切なくストイックな演技に加えて見事な筋肉美を披露し、ファンを魅了した。この大役に、ジュノは果たしてどう挑むのか。

「イ・サンは、ドラマ『イ・サン』を始め、数々の作品で取り上げられている朝鮮王朝の伝説的な王です。書を愛する聡明な人物であった一方、祖父である英祖によって父親の思悼世子が米びつの中で餓死させられたという悲劇があり、幼い頃から常に暗殺の危機にさらされていました。

 そういった孤独でトラウマを持つ名君を、ジュノがなんと除隊後の復帰作で演じるということで、韓国でも大きな話題になっています」(同編集部)

 物語は、王宮の中で誰も信じることができなかったイ・サンが、1人の女官との出会いにより心癒され、自分でも気づかなかったロマンチックな一面を見せていく時代劇ロマンスになるという。

「ヒロインの女官はドラマ『イ・サン』ではハン・ジミンが演じていた女性で、史実でも実際にイ・サンの側室になります。国を守り、民を守るために生きる男のロマンスを、ジュノがどう見せていくのかも楽しみです」(同編集部)

『袖先赤いクットン(原題)』は今秋11月5日、韓国のMBCにて放送スタ―ト。『宮廷女官 チャングムの誓い』『朱蒙』『奇皇后』『イ・サン』『トンイ』『太陽を抱いた月』『仮面の王 イソン』など、韓国時代劇の大ヒット作を数々生み出してきたMBCが送る期待作である。日本放送が今から待ち遠しい。

『袖先赤いクットン(原題)』※画像出典:MBC