■正統派イケメンで演技力も評価されるが、キャリアを積む道へ

「テギョンはなんといっても正統派イケメンで、ビジュアルからいって恋愛ドラマの主演を務められるスター性もあります。俳優デビュー作『シンデレラのお姉さん』では、当時“国民の妹”と呼ばれていた人気女優ムン・グニョンを相手に憎めない“年下男子”を演じ、『この子、誰?』と目を惹きました。それくらい若い頃から演技力が安定していました」(『韓国TVドラマガイド』編集部スタッフ)

 その後、ペ・ヨンジュン(49)とJ.Y.Park(50)が手を組んで共同制作した青春芸能ドラマ『ドリームハイ』では、今は若手トップクラスの俳優となったキム・スヒョン(33)、ペ・スジ(27)とともに主演を務める。JYPエンタテイメントが抱えるアイドルたちのなかでも、“演技班”として早々に才を見出されていたのだ。

「普通に考えれば、この後はラブロマンスなどに主演して順当に人気を得ていくのでしょうが、テギョンは家族劇やブラックコメディなど、ちょっと変わった作品を好むんです。自分が主演の作品よりも、名優たちの脇にまわってキャリアを積むという選択をしていくんですね。その役がどれも非常に面白く、俳優として着実に力をつけていきます」(同編集部スタッフ)