■主演男優賞 パク・ソジュン『梨泰院クラス』
独特の見た目の“いがぐり頭”さえカッコよく魅せ、ヘアスタイルの流行にさえしてしまった『梨泰院クラス』のパク・セロイを演じたパク・ソジュン(33)が、男優では最高位に。人間的魅力にあふれる“男も惚れる男”像を体現し、男性視聴者を取り込んだ功績は大きい。
「パク・ソジュンブームは思った以上に来たね。日本の地上波でCMが流れた時は、二度見したわ。Netflixのデイリーランキングで、2年前の彼の主演作『キム秘書はいったい、なぜ?』がトップ10に入り込んできて、『梨泰院クラス』とともに2作で席巻するという強さ! 驚いたよねぇ」(編集部・S)
「パク・ソジュン本人も男気、兄貴肌の人。『花郎<ファラン>』で共演したBTSのVやパク・ヒョンシクなど後輩たちが慕っている。おかげで、『梨泰院クラス』のパク・ソジュンを経由し、BTSのファンになった、という知り合いが私の周りに何人もいて、影響力を感じたわ」(編集部・T)
「そっち?(笑)」(編集部・S)
「いやいや、人間力がパク・セロイばりってことよ。“チーム梨泰院”はみんなブレイクしたもの!」(編集部・T)
■主演男優賞・次点 キム・スヒョン『サイコだけど大丈夫』
黙っていても、その深く美しい、瞳の魅力で引き込まれるキム・スヒョン(32)。兵役後、久々の本格復帰作となった『サイコだけど大丈夫』では、自閉症スペクトラムの兄を守りながら生きてきた主人公に。その物哀しい眼差しが多くの視聴者の心を揺さぶった。