現在、NHKBSプレミアムで放送中の『花郎 希望の勇者たち』は、韓国で“視聴率キング”と呼ばれる俳優パク・ソジュンを主演に、アイドルグループZE:A出身のパク・ヒョンシク(29)、BTSのテテことV(25)、SHINeeのミンホ(29)とキラキラした王子様オーラを放つK-POPスターたちを集めたことにより、美しく華のある作品になっている。

 韓国の時代劇というと、以前は中高年世代が観る番組というイメージだったが、元東方神起のユチョン(35)、『ヴィンチェンツォ』のソン・ジュンギ(35)らが出演した2010年の『トキメキ☆成均館スキャンダル』以降、イケメンたちが活躍する青春ラブストーリーとして、若い世代にも人気が高い注目のジャンルとなった。

 韓流情報誌『韓国TVドラマガイド』では、K-POPのトップスターやアイドルたちが時代劇に出演することに注目して、これまでにもたびたび特集を組んでいる。

「K-POPのメンバーたちはもともと身体能力が高く、時代劇で剣を持たせたりするとハマります。日頃からダンスなどの厳しいレッスンをしているので、アクションのコツをつかむのも早いのでしょう。韓服姿で剣を手にしてアクションを繰り広げる姿は、華やかで美しくて、見応えがあります」(『韓国TVドラマガイド』編集部スタッフ)