Netflixの国内ランキング上位にランキング中の韓国ドラマ社内お見合い』と『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』。最終話の配信が終わってからも、まだまだ人気が続いている。

 イケメン社長役のアン・ヒョソプと、社員ヒロイン役の元gugudanキム・セジョンの組み合わせが妙なケミストリーが楽しい『社内お見合い』。ロマコメクイーンのパク・ミニョンと年下男子ソン・ガンの内緒の職場恋愛から目が離せない『気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!』。どちらも仕事場を舞台にしたラブロマンスだが、ストーリーや登場人物のキャラクターはだいぶ違う。

 そこで、これからGW中に一気見しようと思っている人に、この最新二大ラブロマンスのときめきポイントと見どころを紹介しよう。

■アン・ヒョソプのツンデレ社長がハマり役!ドタバタ王道ラブコメ『社内お見合い』

 財閥3世のイケメン社長と平凡な社員のヒロインというラブコメ王道の身分差ツンデレ恋愛模様を軸に、仕事、友達や家族との関係などが描かれていく『社内お見合い』。

 なんといっても漫画から抜け出してきたようなアン・ヒョソプのイケメン御曹司カン・テムがハマリ役だ。実際にアン・ヒョソプは187センチの高身長で、7歳から高校までカナダで過ごしたので英語堪能、特技はバイオリンだという。

 ヒロインのシン・ハリを演じるキム・セジョンは元ガールズグループgugudanのメインボーカル。大学時代からの友人に切ない片想い中のはずなのに、社長との代理見合いに契約恋愛。正体がバレないように体を張って偽装工作をするハリの奮闘ぶりは、『美男<イケメン>ですね』のミナム(パク・シネ)に似て愉快で、見ているだけで楽しい気分にさせられる。

 倒れ込んだ勢いで唇が触れて、まさかのキス?! なんていうド定番のハプニングエピソードもてんこもり。加えて、行動が読めないハリに翻弄され、どんどんハマっていくテムのツンデレっぷりもわかりやすく、『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ソジュンなみに振り切ったアン・ヒョソプの演技に、にやにやしてしまう。

Netflixシリーズ『社内お見合い』独占配信中

 二番手カップルの存在もこのドラマのもうひとつの見どころだ。社長の右腕、秘書室長のチャ・ソンフン(キム・ミンギュ)と、ヒロインの親友の令嬢チン・ヨンソ(ソル・イナ)は惹かれ合いながらも、立場に気遣ってなかなか恋が進展しない。女性の方が家柄が良く、男性の方が下という健気な身分差カップルは、『太陽の末裔 Love Under The Sun』のソ・デヨン(チン・グ)とミョンジュ(キム・ジウォン)に重なるが、こちらのカップルのほうがカラッとしてバタバタ度も高く、ついつい応援したくなる。

 人間的包容力と“頼れる男ぶり”で身分差を超えてトキメカせてくれるソンフンを演じたキム・ミンギュは、本作で魅力開花。アン・ヒョソプ同様、187センチの高身長、落ち着いた低音ボイスと知性を感じさせるメガネ男子ぶり、エクボの愛らしさでギャップも完璧と、ブレイク必至。

 悪人が出てこず、THE王道の展開に安心して見られるので、オススメだ。