――法律用語という意味では、『法廷プリンス-イ判サ判-』で判事の経験がありますよね。

パク・ウンビン「そうなんです。私もだから簡単だと思ったんです。でも、弁論する側と判決を下す側とでは明らかな違いがありました。例えば、判事は座っていられるし、記録を見ることができますが、弁護士はそうではありません。特にドラマ的には、歩き回りながら話をしたり、動きが多く、今回の方が難易度が高いですね」

――今もよく笑っていらっしゃいますが、撮影現場でもよく笑うほうですか?

パク・ウンビン「よく笑うほうです(笑)。先輩俳優の方が私の前で面白いギャグをいったときには、笑わない人は悪い人だって話すくらい、たくさん笑ってあげるほうですね(笑)。

 幼い頃、私の家の家訓が『太陽のように』だったんです。その中には様々な意味が含まれていると思います。明るく、周りを照らし出すような。一方で、黒点が爆発したら地球に影響がくるように、太陽のエネルギーってすごいものがありますよね。そんなエネルギッシュな面が自分のなかにあると思います」

撮影:イ・ジュニョク

(インタビュー後編へ続く)

●パク・ウンビンProflile

1992年9月4日生まれ。A型。1998年、ドラマ『百夜』でデビュー。代表作に『恋慕』(2021年)、『ブラームスは好きですか?』(2020年)、『ストーブリーグ』(2019年~2020年)、『私だけに見える探偵』(2018年)、『法廷プリンス-イ判サ判-』(2017年~2018年)、『ホジュン~伝説の心医~』(2013年)