――今まで俳優人生のターニングポイントになった作品は?

パク・ウンビン「ターニングポイントは多いです。その中でも幼少時代の作品をあげるとしたら、10歳くらいの時に『明成王后』という時代劇に出て、伝統時代劇のおもしろさを感じました。時代劇の初作品だったんです。それがその後、10作品くらいやっていく入口になりました。

 2つ目は『太王四神記』です。ムン・ソリさんの子役として出演させていただきましたが、多くの方が見てくださって、子役としてものすごく大きな賞賛を頂いて、子役たちに対する時代の流れが変わった感じがしました」

――例えばどんなことがありましたか?

パク・ウンビン「少し前に『恋慕』に出ましたが、誰も見たことのない男装の王という姿をしっかりとやり遂げることが目標でした。イ・フィという役を演じましたが、このドラマを通して、どんなに些細なことでも自分で選択して生きることの喜びを感じながら生きようという勇気を得た気がします。それにしても、日本では男性俳優の方が人気が高いと聞きましたが、私が登場してもいいものでしょうか?『恋慕』では男性キャラクターだったので、関心を持っていただけんでしょうか……。であれば、うれしいです(笑)。

『恋慕』に続き、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』もNetflixで配信されるようなので、ぜひ楽しんで見ていただきたいです!」

撮影:イ・ジュニョク

 

●パク・ウンビンProflile

1992年9月4日生まれ。A型。1998年、ドラマ『百夜』でデビュー。代表作に『恋慕』(2021年)、『ブラームスは好きですか?』(2020年)、『ストーブリーグ』(2019年~2020年)、『私だけに見える探偵』(2018年)、『法廷プリンス-イ判サ判-』(2017年~2018年)、『ホジュン~伝説の心医~』(2013年)