韓国エンターテイメント・ナビゲーター・田代親世と、『韓国TVドラマガイド』立ち上げ人でチーフエディター・高橋尚子が、ディープな韓流知識と韓流愛をもとに毎日更新中のYouTubeチャンネル「ちかちゃんねる 韓流本舗」。
今回は【韓流パワープッシュ】ということで、2人が今、韓国ドラマで注目している若手俳優をピックアップ。
まず1人目は、現在Netflixで連日ランキングトップ10入りしているファンタジーロマンス活劇『還魂』から、この人、イ・ジェウク。
イ・ジェウクは1998年生まれの若干24歳!『恋愛ワードを入力してください~Search WWW~』では、苦節10年で朝ドラ出演を果たした無名俳優という役どころで、劇中では悪役、実際は7歳年上のキャリア女子のファンとロマンスを紡いでいく年下男子を好演。あまりのキスの上手さにドキドキさせられたが、実は当時まだ21歳だったというから驚きだ。
デビュー作の『アルハンブラ宮殿の思い出』での不気味な存在感、『天気がよければ会いにゆきます』でのコミカルかつ誠実な友人キャラ。『偶然見つけたハル』では好きな子に意地悪をしてしまう、いわゆるツンデレな『花より男子』の道明寺的キャラクターで心を持っていかれ、初主演ドラマ『ドドソソララソ』ではぶっきらぼうなツンでありながら、一途な年下男子という女子の好物キャラを魅力的に演じてきた。
今まさにヒット中の『還魂』でも、時代劇に初挑戦して新しい才能を開花。決して整った顔ではないけれど、逆にその個性も魅力になっている。
その他、ジュノ(2PM主演)『赤い袖先』のOSTを歌うなどK-POPアイドルとしても活躍中で、俳優としても『還魂』の二番手役で赤丸急上昇中のファン・ミンヒョン。10月よりCS衛星劇場にて日本初放送されるアン・ボヒョン主演『軍検事ドーベルマン』で印象的な悪役演技を見せ、陰の主役といわれるキム・ウソクも注目株だ。