■キス職人ソ・イングク、端正なルックスとコメディのギャップに萌えるチ・チャンウク

 72号(2017年8月発売)の表紙にはソ・イングクが初登場。ラブコメディ話題作『ショッピング王ルイ』(2016年)特集で、インタビューでは仔犬のような愛らしさと、セクシーな男らしさを併せ持つソ・イングクの素顔に迫りました。

 ソ・イングクは1987年10月23日生まれ、慶尚南道・蔚山広域市出身。歌手デビュー後、『ラブレイン』(2012年)でユン・ソクホ監督に俳優としての才能を見いだされ、大ヒット青春ドラマ『応答せよ1997」(2012年)で初の主演に抜擢、典型的な釜山男子を演じて大ブレイクしました。

 シリアスからラブコメディまで幅広い役を演じて、当時すでに“演技モンスター”と異名を取っていたソ・イングク。『ショッピング王ルイ』で演じた記憶喪失の財閥御曹司ルイ役については、インタビューで「役作りで意識したことは“仔犬”」「犬の動きを観察して演技に応用している」と語っていたのが印象的でした。

 ソ・イングクと言えば“キス職人”としても有名。数々の作品で名キスシーンを生み出してきました。『ショッピング王ルイ』でもヒロイン(ナム・ジヒョン)を相手に、本屋の店先での「オットカジ(どうしよう)」キスをはじめ、ロマンチックでキュートなキスシーンが見られます。

『韓国TVドラマガイド』(72)表紙ソ・イングク

 73号(2017年10月発売)の表紙はチ・チャンウク、入隊前最後の主演作『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』(2017年)を特集しています。弁護士2人のロマンチックコメディで、ヒロイン役は『ショッピング王ルイ』でソ・イングクとロマンスを演じたナム・ジヒョン。ツンデレな主人公(チ・チャンウク)との名コンビで楽しませてくれます。

 インタビューのなかで、コミカルなシーンで笑いを堪えるのがつらかったと語るチ・チャンウク。「もともと僕はよく笑うほうなんです。撮影中はどんなに面白い状況でも、クールに演じなければならなかったので、大変でした」というエピソードに親近感がわきます。

 なお、本作で主人公の幼なじみに扮するチェ・テジュンは、今年パク・シネと結婚したことも話題に。また、元カノ役には、『梨泰院クラス』のクォン・ナラ(当時はナラ/HELLO VENUS)が扮していました。

『韓国TVドラマガイド』(73)表紙チ・チャンウク