2022年も終わりに近づき、韓国では年末恒例の地上波演技大賞に注目が集まっている。SBS、MBC、KBSと韓国の3つの地上波放送局がその年に放送された作品のなかで、大きな話題を呼び、放送業界を活気づけた作品や俳優に賞を授ける一大イベントでもある。
どんなドラマが放送されたか、1年を振り返ることができると同時に、“今年の顔”が明らかにもなり、韓国ドラマファンには興味深い。
なかでも今年のSBSは、ヒット作・秀作揃いで早くも接戦が予想されている。注目の授賞式の模様は、日本ではCS局KNTVにて2023年1月1日20時30分より放送予定だ。
★SBS演技大賞予告映像 https://twitter.com/SBSNOW/status/1605725210983874561
■2022年の「SBS演技大賞」候補作&主演俳優リスト
2022年のSBS大賞候補を噂されている作品と主演俳優は以下だ。
●『悪の心を読む者たち』
キム・ナムギル主演 ※日本では2023年2月DVDリリース、レンタル開始
韓国初のプロファイラーを主人公にした本格心理サスペンス。韓国で実際に起きた事件をモチーフに、共感能力の高い主人公ハヨン(キム・ナムギル)が前任な犯罪者の心を読み解き、事件に挑む。百想演技大賞でも最優秀男性演技賞にノミネートされたナムギルの“静”と苦悩の演技が光る。
●『アゲイン・マイ・ライフ〜巨悪に挑む検事〜』
同名の人気ウェブ小説が原作。正義感の強さゆえ巨悪に抹消されたアウトロー検事キム・ヒウ(イ・ジュンギ)が、2度目の人生を与えられ、法と仲間、“過去の経験”を武器に、絶対権力に挑んでいく壮大な復讐劇。緻密な計画と機転、仲間の助力で悪を成敗していく様が痛快で、最高視聴率13.4%を記録。
●『なぜオ・スジェなのか』
ソ・ヒョンジン主演 ※日本では2023年1月1日よりPrime Videoで見放題独占配信
手段を選ばず成功だけを追い続けてきた女性弁護士の戦いと、彼女を一途に想うロースクール生の愛を描いたリーガルサスペンス。『愛の温度』『浪漫ドクター キム・サブ』のソ・ヒョンジンが過去のある事件により、生き残るために冷酷にならざるを得なかったヒロインを迫真の演技で見せている。『女神降臨』のファン・イニョプがヒロインに献身するロースクール生に扮する。