韓国ドラマ大豊作の年といわれている2022年。韓国本国で年末授賞式が開催されるKBSMBCSBSの各局の演技大賞も大激戦が予想されている。加えて、ケーブル局や配信ドラマのヒット作も次々と誕生した。

 韓流エンタメ情報誌『韓国TVドラマガイド』編集部では、2021年末から2022年12月初旬までに日本で初放送、初配信された韓国ドラマを総括。視聴者に感動を与えた作品や俳優、この1年の韓ドラ界の流行と傾向を分析し、読者の反応も合わせて「韓国ドラマ大賞2022」を選定した。

 話題性、実力、韓流業界への影響力など、すべて圧倒的高評価で「今年」を象徴する俳優、「ACTOR OF THE YEAR」に選ばれたのは、『赤い袖先』のジュノ2PM)。同じく2022年の韓ドラ界を輝かせ、新たなファン層を呼び込んだ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビンが「ACTRESS OF THE YEAR」に輝いた。

 ここでは、そのほかの賞から主演男優賞&主演女優賞をピックアップして紹介する。

■主演男優賞は軍除隊復帰作『ビッグマウスイ・ジョンソク

「韓国ドラマ大賞」主演男優賞ノミネートは以下の5人。

悪の心を読む者たち』でプロファイラーの苦悩を抑えた演技で魅せたキム・ナムギル済州島が舞台のヒューマンドラマ『私たちのブルース』でトラックのよろず屋を演じた映画界のカリスマ俳優イ・ビョンホン。『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』で「珍島犬」と呼ばれるはみだし刑事を演じて圧倒的存在感を示したキム・レウォン。ミュージカルドラマ『アンナラスマナラ―魔法の旋律―』でミステリアスな魔術師を美しく演じたチ・チャンウク。軍除隊復帰作で骨太な役どころに挑戦した『ビッグマウス』のイ・ジョンソク。

 この豪華な顔ぶれから、主演男優賞に選定されたのはイ・ジョンソク。今月12月に約4年4カ月ぶりの来日ファンミーティングも開催され、日本のファンを熱く魅了したばかりだ。

 主演作『ビッグマウス』では、何者かの策略で投獄された刑務所の場面でも、囚人服に身を包みながら美しいオーラを放ち、存在感ある演技を披露。緊張感あふれるクライムサスペンスだが、繊細な感情表現、囚人たちのヒーローとして覚醒していくカリスマ性に加え、少女時代ユナ扮する妻との絆など癒されるシーンもあり、大人の魅力を増したイ・ジョンソクの姿が堪能できる。

 年末の「2022 MBC演技大賞」でも『ビッグマウス』は大賞候補に挙がっており、各賞の受賞も予想されている。

『ビッグマウス』画像出典:SBS