グレーのカジュアルスーツ姿に衣装チェンジして、2部がスタート。ここからは、ゲームコーナーに。

 まずは、200秒の間に、バラバラのチョコレートを袋詰めし、ポスターに左手でサインを書き、だるまおとしとケン玉、大ヒットドラマ『イカゲーム』で話題を呼んだカルメ焼きの型抜きをこなすという、200秒チャレンジをすることに。

 成功したら、ファンにプレゼントを贈呈という大事がかかっているため、真剣な表情で挑むジェウク。だが、カルメ焼きが意外に固く、大苦戦。ドタバタ劇の果て、成功にこぎつき、ドヤ顔をするイ・ジェウクに会場も爆笑だった。

 ほかにも、『還魂パート2』の名場面の再現コーナーあり、私物のプレゼントコーナーあり、ファンとやり取りを楽しんでいる姿も印象的だった。

 最後の挨拶では、「日本をとても愛しています。ここに来ることができて、無事に締めくくることができて、嬉しいです」とあらためて喜びを伝えたうえで、日本のファンミーティングを年内にもう一度やろうというプランがあることを明かしてくれたイ・ジェウク。

 そして、『恋のスケッチ~応答せよ1988~』の挿入歌「少女」を丁寧に歌いきると、アンコールでは、ロックバンドHYUKOH(ヒョゴ)のバラードナンバー「TOMBOY」を熱唱。オープニングで歌った曲を含め、繊細で深い歌詞の曲を選ぶセンスに驚かされた。そんなふうに、日本のファンとの初めての出会いは熱い余韻を残したまま終えた。

 これでまだ24歳。海外での初の単独ファンミーティングとは思えぬ堂に入った立ち振る舞い、醸し出すセクシーさ、ファンの心を射抜く言葉のセレクト、まさに“モンスター俳優”たる理由を目の当たりにする濃厚な時間だった。

©C-JeS Entertainment

●イ・ジェウクProfile

 1988年5月10日生まれ。187cm、O型。2018年、ドラマ『アルハンブラ宮殿の思い出』の天才プログラマー、マルコ・ハン役で俳優デビュー。2019年の『恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜』で年下男子役を好演し注目される。2022年〜2023年のファンタジー史劇ロマンス『還魂』『還魂 パート2』で大ブレイク。出演作に『偶然見つけたハル』『天気がよければ会いにゆきます』『ドドソソララソ』など。

 毎回異なるタイプのキャラクターを演じ、そのカメレオンぶりから“モンスター俳優”と称されている。16タイプ性格診断MBTIはエンターテイナー型の「ESFP」。

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*イ・ジェウク日本公式Twitter https://twitter.com/leejaewook_jp