トークコーナーでは、本人も知らなかったイ・ジェウクの真実を明かすことに。まずは、「イ・ジェウクは“かわいさ”にあふれている」というテーマで、子供の頃の写真を公開。会場から「かわいい〜!」と声が上がるたびに、「僕はかわいいんじゃなく、怖いんです!」とわざと顔をしかめるなど、ツンな男に変貌。そこもまた『還魂』のチャン・ウクのようで、ファンにはたまらない。
子供の頃の写真をいつどこで撮ったものか説明し、司会から「記憶力が完璧ですね」と言われると、そこから“記憶力がいい”設定を演じ始めるイ・ジェウク。何か聞かれるたび、いちいち記憶を呼び覚ます振りをするお茶目さで笑わせてくれた。
ちなみに、子供の頃は「言われたことはきちんとやる完璧主義だった」そう。子供の頃からの癖は、寝るときに両手をあげた姿勢で寝ることと、靴下を裏返して脱ぐこと。靴下の件は母親によく怒られるのだとか。
高校時代の修学旅行の写真では、女装してポーズをしているレアショットも。「陰キャか?陽キャか?」と司会から問われると、即答で「完全な陽キャです。完全な!」と断言していたが、幼少期からの写真が何より証明していた。
ほかにも、イ・ジェウクが韓国語を例文で教える企画では、「日本に来るとラーメンがおいしいです」「日本のビールがおいしいです」「日本食をほんとに愛しています」などと、日本食、とりわけ生ビールへの愛を明かす形に。なんでも生ビールに結びつけてしまい、自分でも笑い出す始末。
さらに、「イ・ジェウクはお悩み相談のプロだ」と題し、あらかじめファンに書いてもらった相談事を解決することに。ここでは、「ジェウクが好きすぎで、彼氏はできない」という悩みに、「どうしましょうか。彼氏ができないなら、(そちらのほうが)僕にはもっといいですよ」と、女心をときめかせる言葉で返していたイ・ジェウク(にくい!)。
印象的だったのは、「どうしたら、自分に自信を持てるようになりますか?」という相談への解決策だ。
「正直、人によく見られる必要はないと思います。自分の脳の“幸福回路”を回せるように、相手も自分と同じように考えていると考えてみてください。そして、僕が愛してさしあげるので、ご自身も自分を愛してください」と答えたイ・ジェウク。
この言葉の深さと甘さに、会場のファン全員が心をわし掴みにされたのでは。
トークコーナーでは、笑いのセンスも含め、相手の気持ちをキャッチし選ぶ言葉の見事さに、頭の回転の速さを感じた。