――他の共演者の方々も豪華でした。特に、女性刑事役のチョン・ソミンさんとは、『空から降る一億の星』以来の再共演でしたが、現場ではどうでしたか?

「久しぶりに別の作品で会えて嬉しかったです。一緒に出演するシーンがあまり多くなかったことがちょっと残念でしたが、『空から降る一億の星』ですでに親しくなっていたので、現場で会うと本当に楽しかったですね。

 楽屋で挨拶したり、どんな作品をやっていたの?と近況を聞いたり、撮影中はお互い『アンニョン~』と声をかけあって、『頑張ろうね』と励まし合っていました」

――同じく船で護送される犯罪者のひとり、ドイルを演じたチャン・ドンユンさんとは初共演でしたが、どんな印象でしたか?

「劇中では非常に寡黙なキャラクターを演じていますが、実際のチャン・ドンユンさんは僕以上にアクティブで、お話し好きな性格です。撮影中もすごく楽しくて、可愛い弟ができた気分でしたね。

 撮影後もトロント国際映画祭に一緒に行けたのが、すごく嬉しかったです。撮影中も終わった後も、一緒にいて本当に楽しくて、人柄が本当にいい男だと思いました」

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