韓国のゴールデングローブ賞とも呼ばれ、TV・映画・演劇の3部門で優れた功績を残した作品・スタッフ・俳優に与えられる韓国エンターテインメント最大のアワード、第59回「百想(ペクサン)芸術大賞」が、4月28日、仁川パラダイスシティで開催された。
世界的な評価も高い『別れる決心』、作品賞・監督賞・最優秀演技賞など最多8部門にノミネートされた『フクロウ(原題)』、イ・ジョンジェ初監督&盟友チョン・ウソンとの23年ぶりの共演が話題となった『ハント(原題)』などで賞を競った。
注目されていた新人賞は、ソ・イングク(『オオカミ狩り』)、Wanna One出身のオン・ソンウ(『人生は美しい(原題)』)らがノミネートされるなか、演技ドルとしても高い評価を受けるパク・ジニョン(GOT7)が一人二役に挑んだ『聖なる復讐者』で受賞。パク・ジニョンは、TikTok人気賞とあわせて2冠に輝いた。
第59回「百想芸術大賞」映画部門の受賞結果は以下の通り。()内は(日本公開&セル情報)
■第59回「百想芸術大賞」受賞ラインナップ速報(映画部門)
●大賞
『別れる決心』(公開中)
●作品賞
『フクロウ(原題)』
●監督賞
パク・チャヌク『別れる決心』
●脚本賞
チョン・ジュリ『次のソヒ(原題)』
●最優秀演技賞
男性:リュ・ジュンヨル『フクロウ(原題)』
女性:タン・ウェイ『別れる決心』
●助演賞
●新人賞
男性:パク・ジニョン(GOT7)『聖なる復讐者』(5月12日より全国順次公開)
女性:キム・シウン『次のソヒ(原題)』
●新人監督賞
アン・テジン『フクロウ(原題)』
●芸術賞(技術賞)
イ・モジャ(撮影)『ハント(原題)』