眠たげな目といたずらっぽい笑顔がチャーミングな塩顔イケメン、シン・ジャオリンは大ヒット時代劇『寵妃の秘密』シリーズで大ブレイクして以来、数ある中国ドラマでツンデレキャラを好演し、日本でも人気を集める若手スターだ。
そんなシン・ジャオリンの魅力をこれまで以上に広く深く楽しめる2つの主演作、オレ様なところが可愛い社長役で笑ってキュンとさせてくれる現代劇『ネコの手も借りたい恋』、ミステリアスな策略家でも愛には一途なエリート役人役でハラハラドキドキさせてくれる時代劇『三番目の花婿~Choice Husband~』を紹介する。(記事全2回の後編)
■シン・ジャオリン主演!策略エリート役人×時代劇『三番目の花婿~Choice Husband~』
●ストーリー
大商家の娘・沈妙(しんみょう)がその財産を狙う皇太后によって皇帝の貴妃として後宮入りさせられそうになり、それから逃れるために2度も契約結婚。オメデタが判明してすったもんだの挙句、バツ2のシングルマザーとなるが、彼女に本気で恋した2人の元夫、裴衍禎(はいえんてい)と宋席遠(そうせきえん)が彼女を取り合うことに…。
●見どころ
バツ2ヒロインを元夫たちが取り合うという常識破りのストーリーが面白い時代劇でシン・ジャオリンが演じるのは策略家の官吏。最初は腹に一物あってヒロインに近づくものの本気の恋に落ちていく彼の様々な表情にキュンキュンできる。
また、後半は思わぬ困難や悲劇も待ち受けていてスリリングで切ない展開に。でも、それを乗り越えてこそ2人の愛も深まり、観ているこちらの気分も盛り上がる。ヒロインのためなら命さえも懸けるヒーローの献身と活躍に感涙!
●シン・ジャオリンからのメッセージ
「裴衍禎と以前のキャラクターとの大きな違いは、警戒心が強く本心を隠しているうえ、策略に長けているところです。彼は事業においても恋愛においても計算ずくで動き、当初はある目的を秘めてヒロインと結婚しますが、やがて彼女と真心を交わすようになる立体的なキャラクターです。これまで演じてきた中では一番自分に近い役といえるかもしれません。
裴衍禎は沈妙を愛し始めたその時から、何があっても彼女だけを選ぶようになります。彼女のためにすべてを差し出し、すべてを投げ捨てます。でも、彼は思っていることを口にしないのが玉に瑕。だからこそ彼が沈妙に対する気持ちをさらけ出すシーンはとても感慨深かったです」
●シン・ジャオリンProfile
1997年7月22日生まれ。2014年にリアリティ番組に出演して注目され、翌年の映画『20歳よ、もう一度』の端役で俳優デビュー。2017年に主演に抜擢されたラブコメ時代劇『寵妃の秘密』シリーズのツンデレ皇子様役でブレイクした。その他の主演ドラマに『運命100%の恋』『婚約指南書~君との三度の結婚~』『キュート・プログラマー』『問天録~乱世を駆ける守護神~』など。