ビッグマウス』や『あなたが眠っている間に』のイ・ジョンソクや、『コンビニのセッピョル』や『奇皇后』のチ・チャンウクなど、イケメンなのにちょい残念だったり、いい人すぎて損をしがちだったりと、“ギャップ”イケメンを主人公にしたラブストーリーは、疲れた心を癒す最高のビタミンだ。

 そんな癒しを求める人にお勧めしたい韓国ドラマ最新作が、U-NEXTで配信中の『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』。物語は、幼い頃から人のウソを見抜く能力をもつヒロイン、モク・ソルヒと、常にマスクで顔を隠している謎多き天才作曲家キム・ドハの偶然の出会いから始まる。そのミステリアスな作曲家ドハが、まさに癒し系“ギャップ”イケメンなのだ!

●『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』ストーリー

 相手の声だけで嘘かどうかを聞き分ける能力をもち、人の嘘を暴く“ライアーハンター”として暮らしているモク・ソルヒ(キム・ソヒョン)。そんなある日、ソルヒの隣の家に怪しい男キム・ドハ(ファン・ミンヒョン)が引っ越してくる。顔を隠しているうえに、なにかと不可解な行動をとるドハが気になるソルヒ。ドハは実は、姿を見せない天才作曲家として知られる超有名人で、ある理由から正体を隠しているのだが……。

■『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』見どころは?イケメンなのに実は天然なファン・ミンヒョンのハマり役!

『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』の主人公ドハは、ウソで正体を隠す必要がありながらウソをつく能力が皆無で、部屋に引きこもって暮らしている。イケメンなのにイケメンの自覚がなく、モテるのにモテている自覚のない、極めて謙虚なキャラクター。きれいなお顔にもかかわらず、ひたすらマスクで顔を隠し、マスクをはずされると、おどおどしてしまう。その姿は小動物のよう!

 あまりにも真面目で、どの言葉にもウソがないため、ソルヒが彼に「なんでもいいからウソをついてみて。私に“キレイだ”とか……」と試す場面がある。それで、ドハは素直に「きれいです。十分きれいだ」とはにかみながら言うのだが、それさえウソでないことを感知したソルヒは、ドギマギしてしまう。

 そんなウソをつけないイケメン主人公を演じているのが、Netflixで人気を呼んだ『還魂』で“見守り貴公子”ソ・ユル役を担ったファン・ミンヒョンだ。『還魂』でも、文武両道のイケメン優等生なのに、驚くと方向音痴になるなど、ギャップで萌えさせてくれた。

『無駄なウソ−誰にも言えない秘密−』(C) STUDIO DRAGON CORPORATION