まずは、自身初のノワール作品『最悪の悪』だ。このドラマは、アクションもあり肉体的にも大変だったが、むしろキャラクターの構築に時間をかけたとチャンウク。捜査のため闇組織に潜入する主人公ジュンモを演じる上で、感情をどの程度表現するか、自分の感情は伝わっているか、1シーン1シーン、スタッフ皆と話し合い、作り上げていった苦労を明かした。

 さらに、ドラマの名場面再現も! 妻のウィジョンを案じるあまり、「君にできることはない!」と冷たく言い放ってしまうという、まさに感情をどこまで表現するか難しい場面だ。このシリアスな場面を、通訳の根本理恵さんをウィジョンに見立てて挑戦するも、途中で笑ってしまうチャンウク。

 だが、即座に立ち上がって、客席に「すみません!」と頭を下げると、「もう1回!」と自ら再チャレンジを申し出る展開に。小声でセリフを練習したのち、次の瞬間に“パク・ジュンモ”の顔になり、迫真の演技を披露。これには会場全体が思わず息を飲んだほどだ。

 そして、『サムダルリへようこそ』の話も。チャンウク十八番のロマンチックコメディということで多くの期待を寄せられたが、プレッシャーはなかったそう。それよりも、温かな作品になってほしいという思いの方が大きく、温かな情緒をうまく伝えられるか、そこにプレッシャーを感じたとチャンウク。

 また、主人公ヨンピルは、自分に似ているところが多く、話し方や感情表現の仕方が投影されているそうで、アドリブもかなりあるとか。ここでも、司会の古家正亨さんをヒロインのサムダルに見立てて、1シーンを再現! ドラマファンには嬉しいコーナーとなった。(後編に続く)

(C)JI CHANG WOOK Japan Official Fanclub

*このイベントの模様は、3月23日(土)17時~CSテレ朝チャンネルにて放送予定。

●チ・チャンウクProfile

 1987年7月5日生まれ。2007年、ミュージカル『氷と火』で初舞台を踏み、演技の道へ。2008年には映画『スリーピングビューティー』、ドラマ『僕は君に惚れた』に出演。以降、ドラマ、ミュージカル、映画と多岐にわたって活動を展開。2010年の大ヒットドラマ『笑ってトンヘ』で主人公を演じ、一躍人気を得る。甘くセクシーな魅力により、 “ロマンス職人”という異名も持つ。代表作に、『ヒーラー〜最高の恋人〜』『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』『都会の男女の恋愛法』など。

*チ・チャンウク ジャパンオフィシャルファンクラブ https://jichangwook.jp/

●リリース情報

セカンドシングル「The Wind Of Spring」2024年3月13日(水)発売

収録曲:M1. The Wind Of Spring/M2. Spring Is You/M3. The Wind Of Spring(Instrumental)/M4. Spring Is You (Instrumental)

●イベント情報

「2024 Ji Chang Wook Japan First Tour -March-」

公演日:2024年3⽉8⽇(金)~9日(土)[大阪]オリックス劇場
2024年3⽉12⽇(火)~ 13⽇(水)[福岡]福岡サンパレスホール
2024年3⽉16⽇(土)~17⽇(日)[東京]東京国際フォーラム ホールA

チケット発売:ファンクラブ先行(抽選)2024年1月9日(火)18:00~1月19日(金)23:59
ぴあ最速先行(抽選)2024年1月20日(土)12:00~1月28日(日)23:59
プレリザーブ先行(抽選)2024年1月29日(月)18:00~2月4日(日)23:59
最終先行(抽選/カード決済のみ)2024年2月5日(月)18:00~2月12日(月・祝)23:59
一般販売(先着)2024年2月24日(土)12:00~

※詳細はチ・チャンウク ジャパンオフィシャルファンクラブサイトへ