ソフトでナチュラルでありながら、得も言えぬ色気を醸す魅惑の俳優、チ・チャンウク

 現在Netflixで好評配信中の『サムダルリへようこそ』をはじめ、ヒューマンからアクション、甘いロマンスまで、また、ドラマのみならず映画やミュージカルまで、多様なジャンルで活躍し、日本でも圧倒的人気を誇るトップスターだ。

 そんな彼が、2023年3月に開催されたファンミーティングに続き、クリスマス当日の12月25日、東京国際フォーラムにて「2023 Ji Chang Wook Fan Meeting 'Ji'ngle Bells」を開催。チケットが即完売し、2回公演に追加されたほど人気を呼んだ本イベントの、昼公演の模様をレポートする。(記事全2回のうち前編)

■魅惑の俳優チ・チャンウク、ファンミーティングレポート!『最悪の悪』『サムダルリへようこそ』エピソードも

 ジングルベルが流れ、クリスマスムードのなか、水色のシャツに黒のナロータイ、ブラックパンツというナチュラル&スタイリッシュな服装で決めたチャンウクが、歌いながら登場。昨年11月にリリースしたばかりの日本ファーストシングルタイトル曲『あなたがいてくれた』だ。

 甘く優しいチャンウクの歌声が、会場を柔らかに包み込む。歌い終えると、緊張が解かれたのか、ぱっと笑顔になり、「Merry Christmas!皆さん、こんにちは、チ・チャンウクです。今日はリリースした音源を皆さんの前で初めて歌ったんですが、とても緊張してミスもしてしまいました……。でも皆さんが楽しんで聴いてくださって感謝です!」と話すと、客席から拍手が。

「今日はクリスマスで、こんな貴重な日に、たくさんの方々が集まってくれて、ありがたいです。特別な温かいクリスマスにしたいです!」と、スペシャルな日をファンとともに過ごす喜びを語った。

(C)JI CHANG WOOK Japan Official Fanclub

 最初の企画は、ドラマトーク。2023年は、『最悪の悪』『サムダルリへようこそ』と、作品が続き、忙しく過ごしたチャンウクだが、「(まるで違ったタイプの作品で)難しいことは難しかったけれど、それぞれの作品に魅力があったので、楽しんで撮影できました」と充実していたようだ。

 しかも、2023年は、映画『リボルバー(原題)』に、時代劇『于氏王后(原題)』も撮影していたそうで、これらは2024年にお目にかかれる予定だとか(ちなみに、夏にはミュージカル『あの日々』のステージもこなしていた)。加えて、帰国後はドラマ『バルク(原題)』の撮影に入るというハードスケジュール。ファンにとっても、忙しい日々が続きそうだ。

 そして、あらためて2023年の出演作を掘り下げていくことに。

(C)JI CHANG WOOK Japan Official Fanclub