社会的現象を巻き起こした『ムービング』を筆頭に、韓国オリジナルシリーズのヒット作を次々と生み出しているディズニープラス。
2024年最初のオリジナル作品は、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』のイ・ドンウクと『キングダム』のキム・ヘジュンによるサバイバルサスペンス『殺し屋たちの店』。叔父(イ・ドンウク)が遺した不思議なショッピングモールをめぐり、謎の殺し屋たちに命を狙われることになる主人公(キム・ヘジュン)の物語で、イ・ドンウクのミステリアスでクールな魅力が爆発。
予測のつかないストーリー、緻密に張り巡らされた伏線で、SNSでは考察が盛り上がるなど、一度観たら辞められない面白さで高い評価を受けた。
さらに、『還魂』イ・ジェウクの最新作や、チャウヌASTROが挑む禁断のヒューマンサスペンス『ワンダフルワールド』など、話題作の配信が続々と発表されている。
そこで、今回は2024年のディズニープラス コリアのコンテンツラインナップを紹介する。(後編)
■ヒット映画請負人ソン・ガンホがドラマ界に降臨! 映画『新しき世界』の監督の新作にはキム・ソンホが出演!
●『サムシクおじさん』
配信⽇:2024年5月
演出・脚本:シン・ヨンシク『空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯』(映画/脚本)、『クモの巣』(映画/脚本)
出演: ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』『ベイビー・ブローカー』(映画)、ピョン・ヨハン『ミスター・サンシャイン』『六龍が飛ぶ』、イ・ギュヒョン『弁論をはじめます』『刑務所のルールブック』、チン・ギジュ『初対面だけど愛してます』『今からショータイム』
韓国を代表する映画俳優ソン・ガンホが、役者人生で初めてドラマに挑む。
1960年代初頭を背景に、「戦争中であっても毎日3食(サムシク)を与えた」というサムシクおじさん(ソン・ガンホ)と、陸軍出身のエリート青年キム・サン(ピョン・ヨハン)が出会い、誰もが十分に食べることができる豊かな国を作るという夢を叶えていく、心熱くなるヒューマンストーリーだ。
●『トリガー』
配信⽇:2024年下半期
演出:ユ・ソンドン『バッド・アンド・クレイジー』『悪霊狩猟団:カウンターズ』
出演:キム・ヘス『シュルプ』『未成年裁判』、チョン・ソンイル『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』『パンドラの世界』
正義感あふれるチーム長と徹底した個人主義のプロデューサーを中心に、打ち切り寸前の報道番組を救おうとするスタッフたちの奮闘を描くオフィスコメディ。
検察や警察すら解決できない不可解な事件を追いかける報道番組熱血チーム長にキム・ヘス、社会性ゼロのプロデューサーに『ザ・グローリー〜輝かしき復讐』で注目を集めたチョン・ソンイルが扮し、暗いニュースばかりの世の中に痛快感を与える予定だ。
●『暴君』
配信⽇:2024年下半期
監督・脚本:パク・フンジョン『新しき世界』『THE WITCH/魔女』シリーズ(映画)
出演:チャ・スンウォン『ある日〜真実のベール』『私たちのブルース』、キム・ソンホ『海街チャチャチャ』『スタートアップ:夢の扉』、キム・ガンウ『工作都市~欲望のワルツ~』
大ヒット映画『新しき世界』のパク・フンジョンが手掛ける最新作。
“暴君プログラム”の最後のサンプルが配達事故によって消えた後、それぞれ異なる目的で“それ”を手に入れるために集まった人々が繰り広げる物語。
チャ・スンウォンが元スパイのイム・サン役、キム・ソンホが国家機関所属のチェ局長役、キム・ガンウは海外情報機関所属のポール役を演じ、スリリングな争奪戦を展開していく。