マルチエンターテインメントグループSUPER JUNIORの同い年コンビ、ドンへウニョクが組んだユニットSUPER JUNIOR-D&Eが、2018年以来、6年ぶり4回目となる日本全国ツアー「SUPER JUNIOR-D&E LIVE TOUR 2024 -DEparture-」を4月から開催。8都市を廻ったホールツアーが全公演ソールドアウトを記録、6月1~2日は国立代々木競技場第一体育館、6月25~26日には神戸ワールド記念ホールでのアリーナ追加公演が行われ、大盛況で終了した。

 ここでは6月1日の代々木公演の模様をリポートする。(記事全2回のうち前編)

■D&Eの歴史がつまったステージに興奮! ファンとの“お約束”なやりとりも

 パールサファイアブルーのペンライトが美しく輝く会場。開演時刻を迎えると、まるで空港にいるかのようなアナウンスや飛行機の離着陸音のようなサウンドが響き、スーツケースを持った旅客に扮したロングコートのダンサーたちが登場。ステージには飛行機の窓のような丸型スクリーンに「Departure」の文字が浮かび上がる。いよいよD&Eアリーナライブの“DEPARTURE”=出航だ。

 飛行機のタラップを模したようなポップアップから登場したドンヘとウニョクが1曲目に披露したのは新曲の『Like That』。ビジューをあしらったジャケットで大人っぽい色香を振りまきながら、楽しそうにダンスする2人。「みんな盛り上がっていきましょうー!」とウニョクが声を上げると、ペンライトもそれに呼応するように楽しげに大きく揺れる。

 続いてクールなダンスナンバー『B.A.D』、ウニョクのラップの歌い出しがカッコいい&ドンヘの高音のフェイクが効いている『Here We Are』と、アッパーチューンを連続投下して、センターステージに飛び出していく。

 MCでは、ハァハァと激しい息遣いの2人が、

「暑いね!」(ドンヘ)、「すっごいね!」(ウニョク)、「素晴らしいね!」(ドンヘ)、「ヤバいね!」(ウニョク)、「完璧ね!」(ドンヘ)、「かわいいね!」(ウニョク)、「最高ね!」(ドンヘ)、
「かっこいいね!」(ウニョク)と知っている日本語を交互に被せ合いしてひと笑い。

 そしてライブでは毎回定番の挨拶、「僕は誰~?」(ドンヘ)、「ドンヘー!」(ファン)、「あなたのウニョクが~」(ウニョク)、「ニョクニョクニー!」(ファン)をして、会場の盛り上がりと一体感はより強くなった。