2024年の大ヒットラブコメディ『ソンジェ背負って走れ』の主人公リュ・ソンジェ役でブレイクしたビョン・ウソクが待望の来日。去る 9月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって開催された「2024 Byeon Wooseok Asia Fanmeeting Tour <SUMMER LETTER>IN TOKYO」から、アジアツアーのオーラスとなった29日の公演の様子をレポートする。(全2回の記事のうち後編)

■ピュアで優しいソンジェそのもののビョン・ウソクにファンもメロメロ

 2部では、なんとアリーナから登場したビョン・ウソク。黒の革ジャンに黒のパンツというスタイリッシュな出で立ちで、これまたキマっている。

 興奮の渦に包まれる会場を回遊したのち、ステージに上がると、マイクを手にし、日本語曲「真夜中のドア~Stay With Me」を熱唱。近年TikTok動画などを通して世界的にヒットした1979年の松原みきによるポップソングで、選曲がツウだ。花道に座って長い脚を揺らしながら歌う姿もキュートで、客席から一段と大きな歓声があがる。

「2024 Byeon Wooseok Asia Fanmeeting Tour <SUMMER LETTER>IN TOKYO」9/29公演から

 歌い終わると小走りでステージ袖にはけ、汗を整えたのち、また小走りで戻ってきたビョン・ウソク(いろいろと可愛い)。「日本語の歌は難しかったけれど、歌詞の意味が良かったので、伝えたい、お聞かせしたいと思って、一生懸命練習しました」と、選曲の理由を語った。

 その後は、ビョン・ウソクが様々なミッションに挑み、得点の数だけファンの近くまで進むことができるゲームコーナー。花びらを宙に投げて箸でつかむゲームでは、ひらひらと舞う花びらに戦闘でも挑むように向き合い、見事に箸でキャッチ。その瞬間の喜びようたるや。スタッフもできなかったと聞くと、「チンチャ(ほんとに)?」と目を輝かせていた。

 さらに、客席から「バスケ〜!」とリクエストがあがると、「昨日の公演でもやったけど、いいの?」と不思議がりながら、チャレンジ。前日は軽々とできてしまったため、3連続ゴールで成功とハードルを上げることに。一投目はスルっとゴールを決めるも、その後惜しい失敗が続き、あぁと残念がるウソク。結局ルール変更で、ゲーム成功に。カッコいいからオールOKなのだ。 

 また、早口言葉では「カエルぴょこぴょこ」に挑戦。ラップを歌うようにリズムをとりながら唱える、奇妙な「カエルぴょこぴょこ」に会場も爆笑。ややゆっくりめながら成功となったが、あまりの面白さに、もう一度やってほしい!と司会からリクエストが。会場のファンみんなとやりたいというウソクの一言で、「カエルぴょこぴょこ」を会場全体で大合唱する展開も面白かった。

 その後も究極の二択ゲームやファンからの質問に答えるコーナーと、素顔に迫っていく内容だったが、クールな見た目とは違って、とにかくよく笑うウソク。その愛くるしい笑顔に、客席では「可愛い〜」という声がもれること度々だった。

「2024 Byeon Wooseok Asia Fanmeeting Tour <SUMMER LETTER>IN TOKYO」9/28公演から