BIGBANGの元メンバーのT.O.P(トップ、本名チェ・スンヒョン)が、2024年12月末に配信がスタートしたNetflixオリジナルドラマ『イカゲーム』シーズン2に人気ラッパーのサノス役として出演し注目を集めている。
本作は、膨大な借金に追い詰められた者たちが456億ウォン(約50億円)という高額賞金の獲得を夢見て子どもの遊びのような殺人ゲームに挑むサバイバルスリラーで、2021年に配信されたシーズン1の視聴時間はNetflix史上最高記録を達成する大ヒット作となった。
■『イカゲーム』シーズン2にT.O.Pが有名ラッパー役で出演!過激な行動、紫色に染めた髪に挑発的な表情が特徴
『イカゲーム』シーズン1の続編となるシーズン2は、主人公のソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後の世界が描かれている。ゲームの中断を決意して再び参加を決めたギフンと、クセ者がそろった新参加者たちが危険なゲームに挑んでいく。
中でも注目を集めたのがT.O.Pだ。ドラマ出演は9年ぶりとなり、麻薬中毒のラッパー・サノスを演じている。名前のモチーフはマーベルコミックスに登場する悪役「サノス」に由来しているようだ。
サノスは音楽業界ではそれなりに知られているラッパーだったが、暗号通貨への投資で巨額を失い、ゲームに参加することに。作中では十字形のネックレスの中にタブレット型の麻薬を隠したままゲームに参加。焦ったり緊張したりする瞬間ごとに1錠ずつ服用する姿を見せている。
普段から軽いノリの性格だが、薬を飲むと感情がたかぶり、本能に振り回されて過激に行動する。シーズン2の中では最大級に危険な人物なのだ。
サノスのビジュアルは紫色に染めた髪に挑発的な表情が特徴。BIGBANGの2012年の大ヒット曲『FANTASTIC BABY』の活動期に、T.O.Pはエメラルドグリーンに染めた奇抜なヘアメイクと目の周囲をアイラインで囲んだ化粧でカリスマ性を放っていたが、サノスは当時の彼を彷彿させる。