■『トリガー ニュースの裏側』20年前の倒壊事故シーンのロケ地、京畿道・坡州出版都市
『トリガー』第5話で、ソリョンがジャーナリストの道を選んだ理由が明らかになる。20年前に起きたビルの倒壊事故に関連し、ある悲しい出来事が起こったからだ。
その倒壊事故現場の撮影が行われたのが、京畿道・坡州(パジュ)市にある坡州出版都市だ。
韓国北西部に位置する坡州市は、軍事境界線を隔てて北朝鮮と接しており、板門店や烏頭山(オドゥサン)展望台など、人気の観光スポットがある。
ソウルの合井(ハプチョン)駅前から路線バスに乗り、漢江に沿って国道77号線を北上すると、約30分で坡州出版都市に到着する。
出版事業の効率化を図るために、2002年ごろから出版社の本社や出版関連企業がこの地に移転を開始。現在200社以上が集まっているという。
その一角のアジア出版文化情報センターにある「知恵の森」は、学者や知識人などが寄贈した図書を所蔵するオープンスペースの図書館だ。
天井から床まである巨大本棚には約50万冊の書籍が保管され、『キム秘書はいったい、なぜ?』『サイコだけど大丈夫』など、人気ドラマのロケ地としても注目されている。

●坡州市へのアクセス
地下鉄2号線・合井駅1番出口そばバス停から2200番バスで約30分の隠石橋交差点バス停下車。