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——映画の背景にぴったりな場所を探すため「地球を2周半するくらい」世界各地を回ったそうですね。撮影はモンゴル、ラトビア、韓国で行われたということですが、一番撮影が過酷だったのはどのシーンでしたか。

「映画の序盤に登場したシナ山での戦闘シーンです。実際に雪が60センチくらい積もっていた場所で、1日に1シーンしか撮れないこともありました。濡れた服を着替えられないまま、次のシーンまで震えながら待っていた俳優もいました。悲劇的な歴史の一瞬をとらえなければならなかったので、メインキャストもエキストラもスタッフも、寒さの中、壮絶な思いで撮影しました」

——これから映画『ハルビン』を見る日本の観客にどのようなことを感じてほしいですか。

「歴史的な事件を扱っていますが、そのことだけにこだわらず、映画的な面白さを楽しんでいただければと思います。俳優たちや撮影監督のホン・ギョンピョさんをはじめとするスタッフたち皆が『劇場でしか体験できない映画を撮ろう』という同じ思いを持ち、サウンドやビジュアル面のクオリティを上げるために力を注ぎました。テーマの面では、こういう悲劇が二度と起きてはいけないということを伝えたいです」(後編に続く)

●ウ・ミンホ監督プロフィール

1971年生まれ。第3作『インサイダーズ/内部者たち』(2015年)が大ヒットし、数々の映画賞を受賞。『KCIA 南山の部長たち』(2020年)では実際に起きた大統領暗殺事件の裏側に迫った。ディズニープラスのオリジナルシリーズ『メイド・イン・コリア』が今年配信予定。

ウ・ミンホ監督 写真提供:KADOKAWA Kプラス

●『ハルビン』あらすじ

 日本軍との熾烈な戦闘に勝利したにもかかわらず、自らの判断によって多数の部下たちを失った大韓義軍参謀中将アン・ジュングン(ヒョンビン)。心身に痛手を抱えたままアジトへと戻った彼に対し、同志たちの視線は冷たかった。その後、日本の政治家・伊藤博文(リリー・フランキー)がロシアとの協議のためハルビンにやってくるとの情報をつかんだアン・ジュングンらは、彼の命を奪う計画を立て始める。

●作品情報

『ハルビン』7月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

[2024年/韓国/114分]監督:ウ・ミンホ 脚本:キム・キョンチャン、ウ・ミンホ 撮影:ホン・ギョンピョ

出演:ヒョンビン、パク・ジョンミン、チョ・ウジンチョン・ヨビンパク・フンユ・ジェミョン、イ・ドンウク、リリー・フランキー、チョン・ウソン(特別出演)

配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス 提供:KADOKAWA Kプラス MOVIE WALKER PRESS KOREA

公式サイト: harbin-movie.jp

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