『涙の女王』『ホテルデルーナ〜月明かりの恋人〜』など、日本でも絶大な人気を誇る韓国ドラマのOST(挿入歌)を担当し、ときめきと切なさを届けてきた“OSTの名手”Paul Kim(ポール・キム)が、念願の日本デビュー曲『君に会い(Me After You)』を8月29日にリリース。9月1日には、人生初というショーケース「Paul Kim Japan Debut Showcase」を東京・TIAT SKY HALLで開催した。
■甘くささやく魅惑ボイスと抜群のトークで観客を魅了した“鼓膜彼氏”。自身で書き上げた日本語歌詞「君に会い(Me After You)」を初披露
恋人のように甘い声で歌ってくれるということから“鼓膜彼氏“の異名をもつポール・キム。記念すべくファーストショーケースのオープニングナンバーは、2019年のヒット曲で、デビュー10周年アルバム『Sincerely yours』でセルフ・リメイクした「Traffic Light」。その、切なくも優しい歌声が響くと、会場の熱気は一段と高まった。
1曲目を終えると、ようやくほっとしたのか、客席に大きなハートを贈った後、「皆さん、久しぶりです。ポール・キムです! 今日は、僕の人生初のショーケースです。ようこそ。ようこそ」と観客を大歓迎。その後はMC役の藤原倫己を交え、トークタイムに。「2019年ぐらいから日本で曲を出したいと考えていました。ようやく夢がかなった!」と、念願の日本デビューの喜びを語った。
続いてポール・キムを深掘りする「Who Are You?」のコーナーへ。ニュージーランドと日本への留学経験があり、韓国語、英語、日本語を操るトライリンガルだということ、そして、別府に在住していた大学時代に歌手を志すようになったことが明かされていく。
「もともと歌うのが好きでした。日本では朝からカラオケ店が開いていますよね。だから、カラオケに寄ってから授業に行ったりしていました。そうして、何をすれば自分が幸せになるかと考えてみたところ、歌うことだなと思いました。ここまで歌が好きなら歌手になろうって思ったんです」
