ユン・ゲサンやチン・ソンギュなど、個性派俳優勢揃い! 国のためでも地球平和のためでもなく、「家族」と「町」を守るために立ち上がった元・特殊部隊員たちの活躍を描く、韓国ENAの新ドラマ『UDT:私たちの町の特殊部隊』(日本ではU-NEXTにて同日独占配信中)。保険調査官に商店の店主、スーパーの社長など、平凡に暮らす元エキスパートたちが、地元で巻き起こった“事件”に立ち向かう、コミカルで痛快!な町のヒーローたちの物語だ。
■『UDT:私たちの町の特殊部隊』見どころ紹介!ユン・ゲサンが元特殊部隊の保険調査員に。韓ドラ界の名脇役たちと“わが町内”を守るために立ち上がる!?
スポーツ青春ドラマ『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』では、生徒たちの夢を支える元スター選手を好演したユン・ゲサン。今回、彼が演じるのは、特殊部隊出身でありながら、“軍隊は免除された“平凡な男を装う保険調査員チェ・ガンだ。
普段は家事も子育てもこなし、共働きの妻のサポートをする超マイホームパパ。一見、のらりくらりと仕事するお調子もののようだが、実は、さまざまな方法で調査相手の嘘を見破る調査部の影のエース。加えて、元特殊部隊の精鋭らしい類稀な嗅覚で、日常の危険を察知! 誰に知られることなく密かに対処する日々だ。
そんな表と裏、硬軟織り交ぜたキャラクターをユン・ゲサンが見事に表現。オーバーリアクションは今作も健在で、調査員チェ・ガンの愉快な姿を披露する。もちろん、敵と対峙するときのキレのあるアクション、殺気をもつ相手には容赦ない非情な姿もかっこいい。
映画『エクストリーム・ジョブ』や『悪の心を読む者たち』で知られるチン・ソンギュが演じるのは、元対テロ部隊の技術兵出身で、今は金物店兼文房具店を営むクァク・ビョンナム。日々、青年会長として住民たちのゴミの分別などに目を光らせ、町の治安を守る熱血漢だ。そんなピョンナムが、町に現れたガンの正体を疑って小競り合いをみせる姿がユーモラスなことこの上なし。
ボスとその手下を演じた映画『犯罪都市』から8年ぶりの共演となる2人だが、もともと、ユン・ゲサンがチン・ソンギュを演技の師と仰ぐほどの親しい仲。今作のオファーを受けたときも、お互いが相手役と知り、即出演を決めたという。長年の友人である2人ならではの化学反応に期待したい。
続いて、彼らとともに町を守る元エキスパートたちも気になるところ。スーパーの店長チョン・ナムヨンに扮するのは、『100番の思い出』の世間知らずな奥様を演じたキム・ジヒョン。助教出身の彼女は、プライベートでは決して笑わないタフレディだ。
サイバー作戦兵出身で武術道場の館長のイ・ヨンヒを演じるのは、『愛の不時着』『魔法のランプにお願い』など、主人公のサポート役といったら、この人!のコ・ギュピル。普段は子供たち相手に特攻武術を楽しく教える優しい男だ。
最後に、チームの末っ子パク・ジョンファンを担うのは『ムービング』のイ・ジョンハ。迫撃砲兵出身で、現在はエリート工大生という役どころ。5人5色のエキスパートたちが、謎の連続爆発事故を発端とした「町」の危機のために立ち上がることになる。