『テプン商事』『赤い袖先』に続いて、ジュノ主演作でもう1本選ぶとすれば、王道ラブコメディ『キング・ザ・ランド』である。
物語の舞台は超一流のキングホテル。ジュノが演じたク・ウォンは会長の御曹司で本部長を務めている。ただし、愛想がなくてわがままだ。『テプン商事』のカン・テプンとはかなり違うキャラだ。
そんなク・ウォンを変えていくのが最優秀社員のチョン・サラン(ユナ/少女時代)。最上級の笑顔を持っていて、その明るさがク・ウォンにとてもいい影響を与えていく。
こうして主人公2人は最悪の出会いから、やがて「かけがえのない愛」を築いていく。そのプロセスをこのドラマは、ゴージャスかつコミカルに見せてくれる。
ク・ウォンは素直な気持ちで「本物の愛」に向き合う。その変化をジュノは雲の切れ間から太陽が出てくるように演じていた。その光は本当に眩かった。
●配信情報/Netflixシリーズ『キング・ザ・ランド』独占配信中

