Netflix配信ドラマ『恋の通訳、できますか?』は、「言葉が通じれば、果たして心も通じるのだろうか」という魅惑的なテーマ性を持ったラブロマンスである。物語の始まりで、多言語を操る通訳士チュ・ホジン(キム・ソンホ)は、無名の女優チャ・ムヒ(コ・ユンジョン)と、日本の江の島で運命的に出会った。(以下、一部ネタバレを含みます)

■Netflix『恋の通訳、できますか?』カナダの絶景のもとで交差する、3人のそれぞれの想い

 正確な言葉を通訳することに尽力するホジン。思うような役を得られないムヒ。対照的な2人の出会いが、素敵な物語の序章となっていた。

 しかし、ムヒの運命が一転する。ビルから落下するシーンの撮影中にワイヤーが切れるという事故に襲われ、彼女は半年もの間、深い眠りの中に陥ってしまった。

 ところが、目を覚ましたとき、世界が一変していた。意識を失っている間の容態がSNSを通じて世界に発信され、ムヒは超有名人になっていたのだ。

 それ以来、女優として復帰した彼女のもとにオファーが殺到した。本人の意思とは無関係に、彼女の価値はどんどん急騰していく。その中で、ムヒが選んだ出演作が人気旅行番組「ロマンティックトリップ」だった。

 撮影のために向かった先はカナダ。不安の大きいムヒに対し、通訳士として支えてくれたのが、あのホジンである。彼がそばにいてくれるのは本当に心強かった。

 そんな2人に割って入ってくるのが、共演者である日本人スターの黒澤ヒロ(福士蒼汰)。彼は当初ムヒに対して冷淡で意地悪な態度を取っていた。

 たとえば、ヒロはムヒとの初の撮影でも「最悪だ」という独り言をボソッと言う始末。ホジンは機転を利かせて、その言葉を通訳しなかった。言葉のプロとして正確に通訳することを心掛けるホジンだったが、彼も信念を曲げざるをえなかったのだ。

 しかし、やがてヒロの心境にも変化が現れた。彼は不器用ながら、ムヒとの距離を縮めたいと考えるようになった。

 そうした変化を促したのが、カナダの壮大な景観だ。すべてのわだかまりを超越するほど、圧巻の景色がドラマを彩っている。そういう意味でも、スケールが大きい映像美がラブロマンスに花を添えている、と言える。

Netflixシリーズ『恋の通訳、できますか?』独占配信中

 

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