2025.3.16 「清廉潔白な正義の人」は後世のイメージ戦略だった松平定信【偉人のウラの顔・第13回】 清澄白河の駅名に名を残す、白河藩主で老中の松平定信。しかし、清澄白河の「お洒落なコーヒーの街」が作られたイメージなのと同じく、定信の「清廉潔白な堅物宰相」もイメージ戦略だった!?
2025.3.8 米内光政―中国を軽んじてソ連に頼り、日本を混乱に導いた海軍大臣【歴史上の偉人・通説のウラ側/第12回】 日中戦争から太平洋戦争、そして敗戦へ日本を引きずり込んだ陸軍に対し、常に開戦に異を唱えつづけた海軍──いわゆる「陸軍悪玉/海軍善玉論」で、開明的でリベラルな海軍軍人の代表とされる米内光政(よないみつ…
2025.2.8 【足腰にご利益②】境内がイノシシだらけの謎──その秘密は奈良時代の貴族を巡る伝説にあった【激レア神社行ってみた!第11回・護王神社】 足腰の悩みにご利益があり、境内のあちこちにイノシシにちなんだものがあって、祀られているのは歴史上の実在した人物。 こんな、まるで謎かけのような特徴を持った神社が、京都市上京区に鎮座する。神社の名前…
2025.2.7 道鏡は女帝をたぶらかし皇位を奪おうとした妖僧か?それとも仏教興隆を導いた偉人か?【歴史上の偉人・通説のウラ側・第11回】 時代はくだり江戸時代の歌舞伎の世界では、すっかり悪党(色悪)扱いの道鏡だが、その実像は……。画像:歌川国貞「ゆげの道鏡(松本幸四郎)」/Public Domain 朝廷に逆らって「新皇」を名乗った平将門、後醍醐…
2025.1.26 【祝復活】暴れん坊将軍こと徳川吉宗は本当に名君だったのか?【歴史上の偉人通説のウラ側・第10回】 2025年初春、時代劇ファンにとってはビッグなお年玉だった暴れん坊将軍の復活。松平健演じる徳川吉宗だが、はたして本当に庶民の味方、名君だったのか調べてみると……。
2025.1.24 足やひざの痛みでお悩みの方にオススメの神社【その1】は歴史的にも激レアな足守神社【激レア神社行ってみた第10回】 何かの拍子に「ビキッ!」と痛みが走るひざ痛に慢性的な足先の痺れなど、老若男女とわず「足の悩み」は煩わしいもの。2025年の今年こそ、そんな悩みとおさらばしたい方に向け、今回は2回連続で足の悩みにご利益のある激レア神社をご紹介。第1回は和歌山のその名もズバリな神社から。
2025.1.11 「奴隷解放の父」リンカーンのウラの顔。南北戦争の合間に先住民を民族浄化!?【歴史上の偉人通説のウラ/第9回】 アメリカ人が最も尊敬する大統領、「黒人奴隷解放の父」とも呼ばれるリンカーン。しかし、歴史の教科書ではあまり語られない「ダークサイド」もあった!
2025.1.10 「玉の輿で夢のセレブ生活!」を願うなら名物あぶり餅でも知られる京都の今宮神社へ【激レア神社行ってみた!第9回】 セレブに見初められて玉の輿に……最近では流行らなくなったなんて声も聞きますが、シンデレラの昔から現代の異世界ラノベまで、今も夢見る層は少なくない。そんな夢を叶えるとお噂の通称「玉の輿神社」が京都に!
2024.12.27 日本を戦争に巻き込んだ「最悪の首相」近衛文麿。実はモテモテの大人気政治家だった!?【歴史上の偉人通説のウラ第8回】 平安の政界のトップだった藤原道長の末裔が昭和の政界のトップに。画像:Public Domain via Wikimedia Commons 2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」のもう一人の主役といえる藤原道長。連載第2回でも取り上げ…
2024.12.20 飛行機恐怖症が直るかも!? ライト兄弟より先に飛行機を発明した「飛行機の父」が私財を投げうって建立した世にも珍しい「飛行神社」【激レア神社行ってみた!第8回】 「あんな鉄の塊がなぜ飛ぶんだ!」「事故に遭ったらたいへんじゃん」と令和のいまも飛行機嫌い、飛行機恐怖症を訴える人も少なくない。しかし、あのライト兄弟より先に「飛行機の原理」を発見した日本の偉人が空の安全を祈って建立した、この「飛行神社」にお参りすれば、少しは飛行機嫌いが直るかも?
2024.12.7 「賄賂老中」と呼ばれた政治家の功罪。田沼時代は金権にまみれた暗黒時代だったのか?【歴史上の偉人・通説のウラ側第7回/田沼意次】 ひと昔前の時代小説や時代劇なら「カネの亡者」としてテッパンの悪役・黒幕だった田沼意次。しかし、最近では「瀕死の幕府財政を立て直そうとした男」なんて描かれ方が増えている。果たして、どっちが本当の顔なのか?
2024.12.6 「でんぼ(腫れ物)」の悩みをスパッと解決!「一生に一度の願い」も叶える関西屈指の古社。参道は占いスポットとしても人気【激レア神社行ってみた第7回/石切劔箭神社】 「大坂の神社」といえば、全国の住吉神社の総本社・住吉大社や大阪人が愛する「太閤さん」こと豊臣秀吉を祀った豊國神社など有名どころが多いが、実は、大阪の人々が「でんぼの神様」「いしきりさん」と呼んで敬愛する唯一無二な神社が東大阪にある。由緒正しい歴史とミスマッチない愛称の理由とは?
2024.11.26 豊臣秀吉は「陽気な人たらし」か「冷酷残忍な虐殺者」か?時代によってコロコロ変わる戦国時代の天下人・秀吉の実像とは?【歴史上の偉人・通説のウラ第6回】 江戸時代は名前を出すのも禁じられ、明治時代~戦中は大陸侵略の象徴として、さらに戦後の高度成長期には「モーレツサラリーマン」のモデルとして、褒めたりけなされたりと時代ごとに転々とする天下人・豊臣秀吉の評価。時代による変遷を負いながらその謎を考える
2024.11.22 「使用済み下着」を奉納すれば女性特有の悩みに御利益アリ!人形供養でも知られる古社【激レア神社行ってみた・第6回/淡嶋神社】 創建1600年を超す古社であり、境内を埋め尽くす日本人形や招き猫の奇観でも知られる和歌山県の淡嶋神社。その参拝方法もなかなか変わっているようで……。
2024.11.16 最も好かれ、最も嫌われた総理・田中角栄。今太閤、庶民宰相から転落し闇将軍に。そして再評価と毀誉褒貶激しい人物の素顔とは?【歴史上の偉人「通説のウラ側」第5回】 田中角栄──総理の座にあった時からすでに半世紀。もはや歴史上の人物だが、いまもなお「庶民宰相」「今太閤」から「闇将軍」「金権政治の権化」と評価が定まらないアクの強い人物だ。新潟県の貧農の家から身を起こし日本のトップにまで駆け上がって、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ伝説の政治家の素顔とは?
2024.11.15 願い事は簡潔明瞭に。一言にまとめれば、なんでも願いが叶う1600年を超す古社「葛城一言主神社」【激レア神社行ってみた!/第五回】 どんな願いでも叶う。ただし、たった一言で願いを神に届けなければいけない──日本全国でも、ここだけにしかない祈願のルール。しかし、その御利益はあらたかなんだとか。古事記や日本書紀にも登場する謎の神「一言主」を祀った神社とは?
2024.11.8 伝説の名将・山本五十六、実はコミュ障で大失敗も!? 連合艦隊司令長官の知られざる素顔【歴史上の偉人「通説のウラ側」第4回】 太平洋戦争劈頭の真珠湾攻撃を成功させた名指揮官として知られる山本五十六。日米戦争の行く末を見通していたいた戦略眼やその悲劇的な最期もあり、今でも「伝説の名将」という声も多い。……だが、そんな名将にも知られざる欠点や意外過ぎる一面が。
2024.11.1 再起をかけたい人はここへ!日本で唯一の「やりなおし神社」こと姫嶋神社【激レア神社行ってみた!/第4回】 時間は過去に巻き戻せない。だから、過去の失敗はサラリと忘れ、新しい未来へ向かって歩むのがいい――と、いうことくらい頭ではわかっている。わかっているけれども、絶えず後悔がつきまとってくる。 「もっと勉…