抜群のスタイルに、爽やかさと陰りの両面を持つ少女マンガ的ビジュアルで、日本でも人気を得ているナム・ジュヒョク。ルックスだけでなく、純粋でまっすぐな人柄、努力家の面が武器となり、俳優として飛躍し続けている。
そんなナム・ジュヒョクにNetflixシリーズ『二十五、二十一』でドハマリしたという人に勧めたい1本が、ファンタジーロマンス『まぶしくて ―私たちの輝く時間―』だ。
アナウンサー志望を夢見るヘジャ(ハン・ジミン)は、記者志望生のジュナ(ナム・ジュヒョク)に出会い、心を通わせるように。そんな中、へジャの父が交通事故死。絶望したへジャは、幼い頃に拾った“時間を巻き戻せる時計”を思い出す。何度も巻き戻し、父を助けることに成功するが、朝目覚めるとヘジャは70代の老女(キム・ヘジャ)になっていた?! 一方、ジュナはある出来事によりどん底に突き落とされていた。絶望にくれるジュナの前に、見知らぬ老女が現れるのだが……。
ナム・ジュヒョクが演じるのは、成績優秀で完璧に見えるが、祖母とふたり貧しい境遇で育ってきた苦学生(得意どころ)。お節介だが明るくおおらかなへジャに惹かれていくが、祖母の死や父との再会で荒んでいく……。とまぁ、『二十五、二十一』のイジンに重なる部分も多い。また、インタビューでは、ナム・ジュヒョク自身も祖母と(両親と)暮らしており、家族を愛する気持ちが強い面はジュナと似ていると語っていて、まさに彼の魅力が輝く等身大キャラ、というわけだ。