マンガの中の主人公で女子にモテる財閥2世という役どころを演じているのは、キム・ヨンデ。1996年3月2日生まれで、2017年にWebドラマでデビュー後、本作や『天気が良ければ会いにゆきます』『浮気したら死ぬ』などに出演。大ヒットした愛憎サスペンス『ペントハウス』シリーズで昨年のSBS演技大賞新人賞を受賞するなど、次世代イケメン俳優としてブレイク。最新主演作のラブコメディ『流れ星』では国民的スター役に扮している。

 イ・ジェウクやキム・ヨンデとともに学校の人気グループA3のイ・ドファを演じているチョン・ゴンジェは、1995年5月26日生まれ。本作で注目され、『オー!マイベイビー~私のトキメキ授かりロマンス~』ではチャン・ナラに恋する年下男子役に。『恋するイエカツ』ではキム・ジソク演じる会社代表を慕い、ヒロインに密かに片想いする癒し系カメラマンを演じるなど、脇役で存在感を放っている。

 そして、もう1人、イ・ジェウクの弟役を演じているのが1999年5月3日生まれのペ・ヒョンソン。大人気シリーズ『賢い医師生活』では双子のインターン役を演じていた。今、話題のNetflix最新作『私たちのブルース』では、彼女や親との関係に悩むナイーブで誠実な高校生チョン・ヒョン役を、豪華キャストの中で堂々と演じている。まさに、これからのネクスト・ブレイクスターだ。

 他に、物語のなかでもっとも謎めいた存在ともいえる給食料理人、チン・ミチェ(さきイカのピリ辛和えの意味)の妖精と呼ばれるキャラクターを演じたイ・テリも気になる存在。『トキメキ☆成均館スキャンダル』で成均館の雑用係の少年を演じ、短い出演シーンながら強い印象を残した彼は、同時期の『太陽を抱く月』でチョン・イル扮する陽明君の少年期を演じて注目され、その後も様々なドラマで印象的な役を演じている。

 ちなみに、『女神降臨』ではヒロインを華麗に振る高校の給食栄養士役でカメオ出演しているが、『偶然見つけたハル』の演出家が『女神降臨』の演出を手がけた縁から。他にも、『女神降臨』では、キム・ヨンデ、イ・ジェウク&ヒロイン役のキム・へユンがカメオ出演。合わせて見ると楽しいかもしれない。