■ノスタルジーな恋と友情を描いた映画『20世紀のキミ

 Netflix映画『20世紀のキミ』の舞台は1999年、20世紀の最後の年。友達思いの高校生ナ・ボラ(キム・ユジョン)は、同じ学校の人気者ペク・ヒョンジン(パク・ジョンウ)に片想いする親友ヨンドゥ(ノ・ユンソ)のために、ヒョンジンの行動を観察して報告することに。だが、その作戦が思わぬ方向に転がっていき……。

 数年後の21世紀。ひょんなことからボラは初恋の相手の消息を知り、10代の頃の恋心が再び動き始める。

Netflix映画『20世紀のキミ』近日独占配信

 テコンドー黒帯の快活なヒロインのボラには、『雲が描いた月明り』や『ホン・チョンギ』などで日本でも人気のキム・ユジョン。初めての恋を知るも、恋愛より友情を優先する誠実で義理堅い少女の繊細でピュアな心の動きを表現していく。

 ボラの同級生で放送部の仲間プン・ウノには、モデル出身で、パク・ボゴム主演作『青春の記録』の恋のライバル役などで知られる若手俳優ピョン・ウソク。ボラの親友ヨンドゥの初恋相手で、ウノの親友ヒョンジン役にはパク・ジョンウ。ウェブドラマ『恋愛プレイリスト』で俳優デビューし、『賢い医師生活』シリーズでシン・ヒョンビン演じるインターン医師キョウルの弟役で出演した新鋭だ。ウノ役のピョン・ウソクとの男の友情にも注目だ。

 そして、心臓病の手術で渡米するためボラにヒョンジンの監視をお願いするヨンドゥには、Netflixシリーズ『私たちのブルース』で妊娠の問題に直面した優等生ヨンジュ役で清々しい印象を残したノ・ユンソが演じる。

 ポケベルやパソコン通信、カセットテープなど、懐かしのアイテムが恋模様を彩っていく演出が『応答せよ』シリーズや『二十五、二十一』などの世界観に通じる、瑞々しい青春ストーリーだ。

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