日本で韓流ブームが巻き起こって約20年。韓国ドラマの人気とともに歩んできた韓流エンタメ情報誌『韓国TVドラマガイド』の表紙を飾ったスターたちを、当時のエピソードなどを交えて振り返っていくシリーズ。

 今回は2011年10月発売の37号から2013年2月発売の45号までの1年半分を一挙紹介! ヒット作や名作の感動が蘇ってくるとともに、当時は脇役だった若手が今大活躍していたり、約10年間という月日の流れもひしひしと感じます。

■活躍し続けるチソンの魅力、そしてパク・シフイ・ミンホが表紙初登場!

 37号(2011年10月発売)は、切れ目なく数多くのヒットドラマに主演し続けているチソン。この号では『ロイヤルファミリー』(2011年)と『ボスを守れ』(2011年)を特集。最新作『アダマス 失われたダイヤ』(2022年)も好評なチソンの演技派俳優としての実力と魅力、それを継続する力に、あらためてリスペクトです。

『韓国TVドラマガイド』(37)表紙チソン

 38号(2011年12月発売)は、パク・シフが表紙初登場。朝鮮王朝の史実を背景に、切ない男女の愛を描いた時代劇『王女の男』(2011年)の主役を演じて、一躍注目を集めていた時期です。ヒロインの王女役にはムン・チェウォンが扮し、主演2人がKBS演技大賞を受賞したほか、百想芸術大賞の監督賞を受賞するなど、ドラマはは高い評価を受けました。日本でもNHK BSで放送されたので、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

『韓国TVドラマガイド』(38)表紙パク・シフ

 2012年2月発売の39号には、待望のイ・ミンホが初登場。イ・ミンホは1987年6月22日生まれ。主役を演じた『花より男子〜Boys Over Flowers』(2009年)で一躍トップスターの仲間入りをしました。この号では、イ・ミンホの主演作『シティーハンター in Seoul』を特集しています。ヒロイン役は、今や“ロマコメの女王”と称されるパク・ミニョン。イ・ミンホの華やかなオーラとアクション、苦悩する姿など、見どころが詰まった作品でした。

『韓国TVドラマガイド』(39)表紙イ・ミンホ