『韓国TVドラマガイド』86号(2019年12月発売)のインタビューで、ヨ・ジングは『絶対彼氏。』のロボットの役作りについて、「ヨング(ロボット)がなぜ人間になりたがっていたのか」を重点的に考えたと語っている。

「ヨングが人の感情を知ってから人間になりたくなったことがわかり、悲しくもなって、その点を頭に入れて演じました」(ヨ・ジング)

 ロボットのヨングが発する言葉はプロミングされたもの。そのロボット風のセリフの言い回しは、抜群の演技力を誇るヨ・ジングでも難しかったそう。さらに、「愛という感情が芽生え、入力されたものではない言葉を発するのは、彼にとってどんなものか。表現にかなり悩みました」と明かしている。

 絶対的な愛を捧げてくれるロボットのヨングに癒され、ロボットという切ない宿命に胸が締め付けられる恋物語『絶対彼氏。』。

 子役から大人俳優へ成長して、圧倒的な表現力と独特の色気に磨きがかかる、ヨ・ジングの完璧なロボット演技にもぜひ注目して観てほしい。

撮影:イ・ジュニョン 画像出典:『韓国TVドラマガイド』

  新作から旧作の名作まで、 「本当に好きな俳優」のベストドラマを大特集した『韓国TVドラマガイド別冊』最新号が好評発売中です。観たい作品が見つけやすいように、俳優別に過去の名作から最新作まで推しドラマを紹介しています。