本作でサイコパスの殺人鬼ジンソプを演じたコ・ギョンピョは、「これまで演じてきたキャラクターとは随分違う役なので、表現の仕方を変えました。観る方々も新鮮味を感じるのではないかと思います」とコメント。
監督はそんなコ・ギョンピョについて、「普通サイコパスというと冷徹な感じ、脂肪がなく痩せた姿を想像すると思いますが、彼の選択は、“ちょっとプクッとしたサイコパス”でした。そのため、毎朝、僕がギョンピョさんの首元を触って、"どれだけプクプクかな"と確認するところから1日が始まりました」と笑いを交えて語り、「普段はとてもチャーミングですが、カメラが回ればすぐにその役に没入するという、非常に愛すべき、尊敬すべき俳優でした」と評価した。
コ・ギョンピョは監督の話に苦笑いしながらお辞儀をすると、「ダイエットに失敗したお詫びとともにお話ししますが」と前置きをして、「監督はとても思いやりと情熱にあふれた方でした。可愛がっていただいて感謝していますし、恩返しのためにも役にはまろうと頑張りました」と語った。
“コネクト”の秘密を知るミステリアスな人物イランを演じたキム・ヘジュンは、「アクションやCG撮影など初めて尽くしの作品でした。アクションシーンについて苦戦していると、三池監督が実際に見本を見せてくださいました。監督と同じようにやりたいのに、自分の体がついていかず、監督の動きの半分もできなかったのは残念でした」と撮影で苦労したエピソードを披露。
SF作には初出演となるチョン・ヘインも、本作の見どころのひとつであるリアリティのあるCGシーンについて、「CG撮影が本当に多くて大変でした。マーベルヒーローたちはすごい人だなと改めて感じましたね」と語っていた。
なお、チョン・ヘインとコ・ギョンピョはこれが2作目の共演で、チョン・ヘインがコ・ギョンピョを推薦して再共演となったという。
その理由を聞かれると、「推薦したと言うと大袈裟ですが、前回、短い共演シーンの中でもいいエネルギーを受けることができたので、もっと長く一緒に演技をしたいと思ったんです。思った以上にいい影響を与え合うことができたと思います」とチョン・ヘイン。
コ・ギョンピョも、「僕もまた共演したいと思っていました。今回の作品でも“やっぱり息が合うな、相性があうな”と感じました」と笑顔を見せた。
2人で顔を見合わせてサムズアップするなど、敵対する役を演じながらも、撮影現場ではブロマンスを育んでいたのが伝わってくるひとコマだった。
●『コネクト』予告編
●配信情報
『コネクト』ディズニープラス スターにて全話独占配信中
監督:三池崇史 脚本:NAKA雅MURA、ホ・ダム
出演:キャスト:チョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・へジュン
© 2022 Disney and its related entities