甘く愛らしいルックスと優しく響く歌声を持ち、歌手としてのみならず俳優としても活躍するSHIN WONHOシン・ウォンホ)。日中韓のグローバルユニット、CROSS GENEのメンバーとしてデビューし、日本でも精力的に活動をしてきたため、日本語も完璧。流暢なしゃべりで日本のラジオ番組、Fm yokohama E★K radioでパーソナリティを長く務めるほどだ。

 韓国ドラマファンなら、イ・ミンホ主演ドラマ『青い海の伝説』の天才ハッカー、テオ役や、コン・ユ主演『ビッグ~愛は奇跡~』のカン・キョンジュン役(コン・ユと事故で身体が入れ替わる高校生)といえば、ピンと来るのでは。そんな彼が兵役を終え、初のソロファンミーティングを開催する。

 日本のファンに会うときめきを胸にした今のSHINに、近況やこれからの活動、ファンへの思いについて訊いた。〈インタビュー前後編の後編〉

撮影:宮田浩史

■自身の性格、ひとりの時間の過ごし方は?

――ご自身の性格についてうかがいます。「空、太陽、月、雨、雲、風」の中で自分を例えるならどれだと思いますか?

「月ですね。ただなんとなくですが(笑)。月を見るのも好きだし、夜も好きだし」

(スタッフの方が)「デビューのときは太陽って言ってましたよね?(笑)」

――その変化の理由は、ご自身で心当たりはありますか?

「以前はいろんな人とわいわいするのが好きだった頃があって……。今はひとりですごす時間も大事になったんだと思います」

――1日の時間の中でどの時間が好きですか?
「夜の時間が好きです。あたりが暗くなってくると、あぁ、1日が終わるんだという感じがして、ほっとするというか。ひとりの時間、自分に向き合う時間という感じで、夜が好きですね」

――ひとりの時間はどのように過ごすことが多いですか?

「家の中にボーカルルームがあって、家で歌の練習をしたり、音楽を聴いたりしています。夜も音楽を聴けるし映画も見れるし、大音量で楽しめるので、そうやって過ごす時間が楽しいですね。そういうなかでインスピレーションを受けたり、いろいろな考えを整理したり、新しい曲も一生懸命準備して出したいなぁと思っています」