■『あやしいパートナー』のツンデレ弁護士、撮影中は笑いをこらえることも

 続いてのチ・チャンウク表紙登場は73号(2017年10月発売)。入隊前最後の主演作『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』(2017年)を特集しました。

 同作は、ツンデレな主人公ジウク(チ・チャンウク)とヒロインのボンヒ(ナム・ジヒョン/『ショッピング王ルイ』)、弁護士コンビの恋を描いたロマンチックコメディ。 

 ラブシーンの演技については、「照れないように現場でリアルな雰囲気を作ろうとするタイプですね。(中略)キスシーンも演技でうまく表現すべきだと思うので、ちゃんとマイルドコントロールして撮影に挑んでいます」と語っていたチ・チャンウク。

 最高の相性を見せたヒロイン、ボンヒ役のナム・ジヒョンとは、なにかと縁があるそうで、現場でも最初から息が合い、演じやすかったといいます。

「観ていただければおわかりになると思いますが、劇中のジウクとボンヒはとても似合いのカップルになっています。まるで正反対のキャラクターですが、それがむしろ甘く面白いケミストリーを生んでいて、演じながらワクワクしました。

 実はナム・ジヒョンさんとは美容院が同じなんです。担当のヘアスタイリストも一緒なので、普段から彼女の話はよく聞いていて、とても身近に感じていました。それに、僕が主演した『ペク・ドンス』では、彼女がヒロインの子役として出ていたんですが、今回パートナーを演じることになり、面白い縁だなと思いましたね」

 コメディ演技については、こんな撮影中のエピソードも披露してくれました。

「ロマンチックコメディだからといって、笑わせようと意識したことはありません。(中略)もともと僕はよく笑うほうなんです。撮影中はどんなに面白い状況でも、クールに演じなければならなかったので、大変でした(笑)」

 ちなみに、同作でジウクの幼なじみの弁護士に扮するチェ・テジュンは、私生活で昨年パク・シネと結婚、子供が誕生したことが話題に。

 また、元カノ役を『梨泰院クラス』のクォン・ナラ(当時はナラ/HELLO VENUS)が演じていて、合宿バラエティ青春MT~Reメンバーアゲイン~』で再共演した際も、ざっくばらんで楽し気なやりとりが見られました。

『韓国TVドラマガイド』(73)(2017年10月発売)