チャン・グンソクの3回目の表紙登場は2016年6月発売、65号。主演時代劇『テバク~運命の瞬間~』(2016年)を特集しています。
同作は、朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)から20代王・英祖(ヨンジョ)の時代を舞台に、チャン・グンソク扮する主人公の王子が過酷な運命に翻弄される様を描いたエンターテイメント時代劇。チャン・グンソクにとって、『快刀ホン・ギルドン』以来、8年ぶりの時代劇出演でした。
チャン・グンソクの弟役でもう一人の王子に扮するのはヨ・ジング。チャン・グンソクと同じく子役出身の彼が、初めて大人の演技を披露することも話題を集めました。
『キレイな男』出演後、大学院(漢陽大学大学院演劇映画科)に進学し、俳優としての人生とは違った自由な時間を過ごしていたというチャン・グンソク。自身を見つめ直す時間を持ち、『テバク』の撮影に臨むなかで、「撮影の苦労や困難をプラスに昇華できるようになった」と語っています。
「『テバク』という作品を通して、怠惰になっていたかもしれない自分に気づかされ、目を覚まさせてくれるような環境を与えられている気がします。演技に対しても、これまでとは違った考察をするようになりました。俳優としての道を切り拓く第一歩になっているんじゃないかと思います」
この言葉からも、常に進化しようと努力し続ける、彼の強い信念が感じられます。