7月19日、韓国の配信コンテンツを対象とした、第2回「青龍シリーズアワード」が開催される。これは配信サービス、Netflix、ディズニー+ 、アップルTV+、WATCHA、wavve、Kakao TV、Coupang PlayTVINGが制作や投資した韓国ドラマバラエティ・教養番組を対象に昨年誕生した新しいアワードで、今回は2022年5月1日から2023年5月31日まで公開されたストリーミングシリーズコンテンツから候補作品が選ばれた。

 ドラマ部門の注目は、長年ロマンチックなラブストーリーの大家として知られてきた脚本家キム・ウンスクが人気女優ソン・ヘギョと『太陽の末裔 Love Under The Sun』以来の再タッグを組み、初の復讐劇に挑んだ『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』。最優秀作品賞、女優主演賞ほか計5部門で最多ノミネートとなった。

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 また、映画俳優チェ・ミンシクの26年ぶりのドラマ復帰作として話題を呼んだ『カジノ』が最優秀作品賞、男優主演賞ほか4部門で追走。さらに、第6回カンヌ国際シリーズフェスティバルで脚本賞を受賞した『身代金(原題)』、“国民の初恋”と呼ばれた清純派女優ペ・スジが嘘だらけのヒロインの壮絶人生を演じて、女優としての評価を高めた『アンナ』がそれぞれ3部門にノミネートされている。

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 芸能・教養部門では、第1回の授賞式でも評価の高かった『SNL Korea』や『乗り換え恋愛』などが引き続きノミネートされた。また、今回新たに大賞、人気スター賞(男女)、OST人気賞、WHY NOT賞が新設され、大賞は、ドラマ、芸能・教養部門あわせて、コンテンツ発展に寄与した人物(作品)に授与される。このため、主演賞受賞俳優が大賞との2冠を獲得する場合もあるかもしれない。

 なお、記念すべき第1回授賞式では、ドラマ部門作品賞を、7月28日からシーズン2の配信も決まった『D.P.- 脱走兵追跡官-』、男優主演賞をこちらもシーズン2への期待が高まる『イカゲーム』のイ・ジョンジェ、女優主演賞を『ユミの細胞たち』のキム・ゴウンが獲得していた。

 そんな第1回の受賞者たちのプレゼンターとしての登壇も期待される授賞式は、7月19日、仁川パラダイスシティーで行われ、現地KBS2にて生中継される。