ほかにも、イェブンの叔母ヒョヌク(パク・ソンヨン)や親友オッキ(チュ・ミンギョン)、ジョンヨルの上司ジョンムク(キム・ヒウォン)ら、キャラの濃い名脇役たちが生み出す爆笑エピソードも見どころ。
とくに、ヒョヌクとジョンムクの、元恋人同士による大ヒット青春ストーリー『二十五、二十一』のパロディ『五十五、五十一』は、韓ドラファンの心をくすぐること必至。名シーンを完全再現したエピソードがちょいちょい織り込まれ、思わず本家『二十五、二十一』を見直したくなってしまうほどだ。
それもそのはず。本作の演出、脚本を手掛けるのは、『まぶしくてー私たちの輝く時間―』のキム・ソギョンPDとイ・ナムギュ作家コンビ。『二十五、二十一』のナム・ジュヒョクとの縁が感じられる話だ。
また、『まぶしくてー私たちの輝く時間―』も、ハン・ジミン演じるヒロインが、不思議な時計を手に入れたことから始まるファンタジーだったが、思いがけない展開に最後は涙させられたことを考えると、本作もサイコメトリーがただの“おもしろ能力”では終わらないだろう。
2話の終わりでは、のどかな町に凶悪事件の影が忍び寄る。果たして今後の展開はいかに?
●『ヒップタッチの女王』ストーリー
忠清道(チュンチョンド)の小さな田舎町ムジンに暮らすポン・イェブン(ハン・ジミン)は、祖父から継いだ動物病院を営むが、現実は牛の出産の手伝いや魚のワクチン接種など、生活のために望まぬ仕事を泣く泣くこなす日々。だが、流星群が見えた夜を境に不思議な能⼒を得たことに気づく。それは、人や動物のおしりを触ると彼らの過去が見えるというサイコメトリー能力だった!
一方、ソウルから事件ひとつない平和な町に左遷されたエリート刑事ムン・ジャンヨル(イ・ミンギ)は偶然出会ったイェブンを変質者と勘違い。なんとしてもソウルに戻りたい彼は、彼女の能力を知り、捜査パートナーとして手を組むことに。そんななか、町で連続殺人事件が発生し……!
●配信情報
Netflixシリーズ『ヒップタッチの女王』独占配信中
毎週日曜・月曜、新着エピソード配信
演出:キム・ソギュン『まぶしくて−私たちの輝く時間−』『私の解放日誌』 脚本:イ・ナムギュ『まぶしくて−私たちの輝く時間−』
出演:ハン・ジミン、イ・ミンギ、スホ(EXO)