終盤にさしかかり、「ずっと作詞・作曲している中で、リリース前に世界で一番早く皆さんへ披露する曲は「Fake it」。人生の中で目に見えてるものが真実ではなかったこともあって、そういうことを乗り越えていこうという心情を僕が書いた曲です」と、新曲を最速披露。リズミカルでアガること必至の楽曲で魅了した。

「最後の曲となりました。僕は忘れたくないものを、体に覚えさせたくて、今までずっとタトゥーを刻んできました。話すつもりはなかったんですけど、実はCROSS GENEやファンクラブ名の『CandY』も刻んであります。予想をしていたと思いますが、『CandY JAPAN』がもうすぐ終了します」と告白。

「『CandY』とその思い出と一緒にこれからも生きていきますし、ここにいる皆さんも僕と一緒に未来を刻んでほしいです。今まで本当にありがとう、そして、これからもよろしくお願いします」と感謝の意を述べた。

 そして、そんな彼の想いを自ら綴った新曲「Tatoo」が披露され、幻想的なリズムと会場に響き渡る彼の心地良い声に酔いしれることに!

シン・ウォンホLIPSTICKERZ (SHIN WONHO)「B.Z.Z.A “Back To You”」夜公演

 アンコールでは、ファンが歌ってほしいNo.1ソング「雨のち晴れ」で応援歌を届けた後、「久しぶりの生誕祭でしたが、こうしてたくさんのファンに集まってもらって、本当に嬉しかったです」と語るシン。

「2023年もあと少し、来年も新しい曲を作って会いに来るので、待っていてください!ラストも新曲です」と、“揺れることなく皆さんの所に戻っていく”という意味を込めたロック色がより鮮烈な「Back to you」で完全燃焼したシン。

 自身の個人ファンクラブ「MYLIPS JAPAN」が設立されたことも発表し、ファンとのかけがえのない時間を過ごした彼は、2024年2月に予定している新しいアルバムを引っ提げて、さらなる進化したシン・ウォンホとして、帰ってくるだろう。

シン・ウォンホLIPSTICKERZ (SHIN WONHO)「B.Z.Z.A “Back To You”」昼公演