「自分だけのチャームポイントを教えて」という問いには、「ポジティブマインド」と回答。「生きていると岐路に立たされることが多いけれど、なにか問題が生じたとき、それをポジティブの捉えるか、ネガティブに捉えるかで選択が変わってくる。ポジティブの捉えられるマインドは、天からの贈り物だと思う」と、深〜い話に。
だが、ここで司会の古家さんから、「ルックス、外見的なチャームポイントは?」と深掘り質問が。これに対しては、「あえていうなら、“眼差し”です。人の顔で唯一変えられないものがあります。それが眼差しなので」。眼差しはその人自身のもので、決して変わらない。だから自分だけのチャームポイントだというわけだ。なんと素敵な回答だろう。そんなアン・ヒョソプの眼差しを、カメラがズームで映し出すという一幕も!
そして、「撮影が終わるごとに性格が変わるということだが、どんな変化か?」という質問も。これに対して、「自分では気づかないけれど、周りの人に変わったと言われる。例えば、『キム・サブ』で演じたウジンは、物語のなかで成長し、ラストは自分の置かれた環境、人生に幸せを感じるようになる。その幸せな気持ちが撮影が終わったあとも自分の中に残りました。『社内お見合い』のテオを演じたときは、しばらく間自信に溢れていました(笑)」と話し、客席からも笑いが。今後演じてみたい役の話になると、会場からは「世子!」というリクエストの声があがる。「努力してみますね。僕自身は笑わせる役がやってみたいです」と、コメディ演技への欲を見せた。
また、最新作『いつかの君に』については、「もともとタイムスリップものが好きなのですが、最初に台本を読んだとき、時間が行ったり来たりするので、すごく難しいと思いました。そのため撮影中は、時間の計算をしっかりすることが大事でした。順番に撮れるわけではないので、計算して臨まないとその時間の沼に嵌ってしまう。複雑で大変な作品でしたが、その分みんなで力を合わせて作った美しい作品だと思います。ただ……当分はタイムスリップものはやらないと思います(笑)」と、苦労話も飛び出した。
●アン・ヒョソプProfile
1995年4月17日生まれ。188cm。6歳のときにカナダに移住し、17歳のときに単身帰国。JYPの練習生を経て、2015年に短編ドラマ『ポンダンポンダン 王様の恋』で俳優デビュー。2022年の主演ドラマ『社内お見合い』の世界的ヒットにより一躍スターダムに。出演作に『トップマネジメント』『30だけど17です』『アビス』『ホン・チョンギ』『浪漫ドクター キム・サブ2&3』『いつかの君に』など。
●公演情報
「AHN HYO SEOP ASIA TOUR<THE PRESENT SHOW in TOKYO>here and now'Once more」
日時:2024年2月12日(月)13時開場/14時開演
会場:東京ガーデンシアター
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