■『サムダルリへようこそ』ナチュラルな愛されキャラ、チ・チャンウク!
同じく、最強のコミュ男子といえば、日本でもNetflixで配信され、高い支持を受けた『サムダルリへようこそ』のチ・チャンウク演じる主人公チョ・ヨンピルが思い浮かぶ。
久々に再会した30代後半の幼なじみの男女の恋の行方を描く本作は、心温まる癒し系ストーリーとしても秀逸だが、その一角を担うのが、まさにヨンピルだった。
舞台は、美しくのどかな済州島。島に住む個性豊かな人々のなかで上手く立ち回り、海女のおばちゃんたちを相手に持ち前の人懐こさで軽口をたたくものだから、愛さずにはいられない。
ときに上司を怒らせながらも、知らぬ間に皆を丸め込んでしまう(保護犬さえも)。
幼なじみで元カノでもある、“強がり女子”サムダル(シン・ヘソン)の扱いも見事。メイキング映像でも、シン・ヘソンとの愛らしいやり取りが公開されているが、チャンウク自身のナチュラルなモテ男ぶりがよくわかる。
『アンナラスマナラー魔法の旋律ー』の共演者たちと出演したバラエティ「青春MT~Re:メンバーアゲイン~」でも、その高いコミュ力を発揮したチャンウク。
「青春MT」とは、同じ監督が演出した『梨泰院クラス』『雲が描いた月明り』のキャストたちがそれぞれチームを組み、3泊4日の合宿をしながら、さまざまなレクリエーションで勝負を繰り広げる企画番組。すべてのチームに共演経験者がいたチャンウクは、あちこちで仲介役を務めるなど、大活躍だった。(Prime Videoで独占配信中)
また、自身の公式YouTubeチャンネルでも、親しい仕事仲間とキャンプに出かける様子などを配信しているが、先輩には上手に甘え、後輩の前では自らボケ役を買ってでるなど緊張をほぐさせる。
甘くセクシーな魅力で“ロマンス職人”の異名を誇るチ・チャンウクだが、飾らぬ人柄で相手の懐に入り込む“コミュニケーション力”も武器のようだ。
●配信情報
Netflixシリーズ『サムダルリへようこそ』独占配信中
[2023~2024年/全16話]演出:チャ・ヨンフン『気象庁の人々〜社内恋愛は予測不能?!〜』『椿の花咲く頃』 脚本:クォン・ヘジュ『ゴー・バック夫婦』『ハイバイ、ママ』
出演:チ・チャンウク、シン・ヘソン、キム・ミギョン、ソ・ヒョンチョル、ユ・オソン、シン・ドンミ、イ・ジェウォン、ペ・ミョンジン、カン・ヨンソク、カン・ミナ