■チャン・ギヨン復帰作『ヒーローではないけれど』、現代病にかかって力を失った超能力ファミリーを描くファンタジーロマンス
■Netflixシリーズ『ヒーローではないけれど』5月5日独占配信
特別な力をもちながら人を救えなかった過去のある出来事によりうつ病になり、自身がもつ「過去に戻る」超能力を失った男ポク・ギジュ(チャン・ギヨン)。
その母マヌム(コ・ドゥシム)は予知夢をみる能力をもつが、不眠症にかかり、能力が使えない。姉ドンヒ(キム・スヒョン)も飛行能力のもち主ながら、暴飲暴食で肥満となり空を飛べず、ギジュの娘イナ(パク・ソイ)は未だ能力があるかわからない。
そんな現代病を抱える超能力ファミリーの家に、ト・ダヘ(チョン・ウヒ)が現れる。マヌムは「私たちが失った能力を取り戻してくれる救援者」とダヘを歓迎するが……。
『恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜』など甘い魅力で人気のチャン・ギヨン待望の復帰作は、超能力をもっているにもかかわらず、誰も救えなかった男が、ついに運命の彼女を救い出すまでを描くファンタジーロマンス作。
心の病を抱えた主人公ギジュが、チョン・ウヒ演じるダヘの出現で心にどんな変化が生まれ、ロマンスへと発展するか楽しみに待ちたい。もちろん、それぞれに現代病を抱えるギジュの家族の物語にも注目だ。
●作品情報
演出:チョ・ヒョンタク『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』『スノードロップ』 脚本:チュ・ファミ『恋愛じゃなくて結婚』『内省的なボス』 クリエイター:カン・ウンギョン『浪漫ドクター キム・サブ』
出演:チャン・ギヨン『今、別れの途中です』『九尾の狐とキケンな同居』、チョン・ウヒ『有益な詐欺』『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』、コ・ドゥシム『カーテンコール』『私たちのブルース』、キム・スヒョン『京城クリーチャー』『キマイラ』
■Netflixシリーズ『The 8 Show ~極限のマネーショー~』5月17日独占配信
「あなたの時間をお金で買いたい」という招待状とその高額賞金につられて参加したゲーム番組の企画で、謎めいた8階建ての建物に閉じ込められた8人の参加者たち。その場所で長く過ごせば賞金がもらえるというが、そこには大きな危険が潜んでいて……。
映画『非常宣言』や『観相師―かんそうし―』などのハン・ジェリム監督が、『ザ・キング』で息をあわせてことのあるリュ・ジュンヨルを主人公に迎え、ドラマ初挑戦。人気ウェブトゥーンをもとに、お金と時間をテーマにしたスリリングなブラックコメディを生み出す。
リュ・ジュンヨルとともに、賞金獲得のために8階建の建物で奇妙な共同生活をはじめる8人を演じるのは、『有益な詐欺』のチョン・ウヒ、『地獄が呼んでいる』のパク・ジョンミン、『わかっていても』のイ・ヨルム、『夫婦の世界』のパク・ヘジュン、『保健教師アン・ウニョン』のイ・ジュヨン(1987年生)、『天気がよければ会いにゆきます』のムン・ジョンヒ、『ライブ 君こそが生きる道』のペ・ソンウと、実力派ばかり。1話ごとに異なるキャラクターの物語が描かれるようなので、誰の物語が好みか比べるのも面白そうだ。
●作品情報
演出・脚本:ハン・ジェリム『非常宣言』『ザ・キング』『観相師―かんそうし―』(すべて映画)
出演:リュ・ジュンヨル『恋のスケッチ〜応答せよ1988』『人間失格』、チョン・ウヒ『有益な詐欺』『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』、パク・ジョンミン『地獄が呼んでいる』