海女×カリスマ密輸王×野心家のチンピラ×鬼の税関 一攫千金を手にするのは誰だ!?

ベテラン』『モガディシュ 脱出までの14日間』などで知られるヒットメーカー、リュ・スンワンが、1970年代の韓国の沖合で密輸犯罪が盛んに行われていたという史実をもとに描く海洋クライム・アクション『密輸 1970』。本作で、チョ・インソン演じる密輸王や、鬼の税関たち、そして、地元のチンピラなど、百戦錬磨の男たちと丁々発止の攻防を繰り広げる海女たちのリーダー、ジンスクに扮したのは、ドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』などで知られるカリスマ女優ヨム・ジョンアだ。

 仲間たちを守るために密輸に手を出し、刑務所へ。そんな波乱万丈なキャラクターを、W主演のキム・ヘスとともに、カッコよく演じ、“闘うヒロイン”ぶりで魅了したヨム・ジョンアのオフィシャルインタビューをお届けする。

■「守るべきは海女たちの生活。責任感のあるジンスクを軽くならないように演じました」

――『密輸 1970』への出演を決めた理由を教えてください。

「まずは、制作会社の代表から作品について何度もお話をうかがいました。もちろん台本がよかったですし、リュ・スンワン監督とキム・ヘスさんとご一緒できるということで、出演しない理由はありませんでした」

――親友チュンジャ役、キム・ヘスさんとの共演はいかがでしたか?

「キム・ヘスさんは、私がヘスさんを初めて目にした時から現在まで、まさに韓国最高のトップスターそのものです。後輩たちが誇りに思い、愛すべき俳優です。ヘスさんとの共演は特別でしたし、ヘスさんは私が共演したパートナーの中で最高の方でした」

――海洋クライムアクション作品ですが、海女のみなさんのシスターフッド要素が本作により、深みを与えていると思いました。海女のリーダーであるジンスクを演じるにあたって、役柄および撮影現場で心がけたことがありますか?また、ご自身はジンスクとチュンジャ、実際どちらのタイプだと思いますか?

「子どものころから周りの人々の面倒を見てきて海女たちのリーダーとして生きるジンスクにとって自分自身よりも大事なのは残っている海女たちの生活で、そういう状況に責任を持とうとする責任感がとても大きいキャラクター。彼女自身より海女たちのことを考える姿を込めて、感情を強く表に出さず軽くならないように表現することに重きを置きました。実際の私も、ジンスクに少し近いかなと思います」

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