――リュ・スンワン監督との仕事はいかがでしたか？
「リュ・スンワン監督は本当にスマートで、映画への情熱が素晴らしい方だと思います。素晴らしい監督との撮影はいつも私を成長させてくれます。今回もやはり良い経験でしたし、より成長できたと思います」
―― 映画『人生は、美しい』ではミュージカルシーンのために歌とダンスを猛特訓し、本作では海女さん役のために3カ月の水中訓練をするなど、役作りのための挑戦が続いていますが、今後はどんな役を演じてみたいですか？
「まもなく公開予定のNetflix映画『クロス・ミッション』では銃を使ったアクションに挑戦し、7月に韓国で放送予定のバラエティ番組（tvN『姉さんの産地直送』）では漁村生活と料理に挑戦します。これからも私の挑戦は続いていくでしょう」
●ヨム・ジョンアプロフィール
1972年7月28日生まれ。1991年、ミス・コリア 善（準ミス）を経て芸能界へ。同年ドラマ『われらの天国』でドラマデビュー。日本のドラマファンには、映画『箪笥』(2003年）や、ドラマ『愛してると云って』（2004年）などで顔を知られるようになる。2018年の『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』が社会現象をうむヒット作となり、『三食ごはん 山村編』でバラエティにも進出を果たした。そのほかの主な作品に『ロイヤルファミリー』（2011年）、『魔女宝鑑〜ホジュン、若き日の恋〜』（2016年）、映画『完璧な他人』（2018年）、『人生は、美しい』（2022年）など。役柄では強い女性の印象が強いが、今回『密輸 1970』のリュ・スンワン監督曰く、素顔はユニークで親しみやすく、ボーイッシュな人物とのこと。ファン・ジョンミンと夫婦に扮したNetflix映画『クロス・ミッション』は、８月９日独占配信予定。
●映画『密輸 1970』ストーリー
1970年代半ば、漁村のクンチョンは、化学工場の廃棄物で海が汚染されてしまう。職を失う危機に陥った海女たちリーダのジンスク（ヨム・ジョンア）は、海底から密輸品を引き上げる裏の仕事を引き受けることに。だが、税関の摘発にあい、ジンスクは刑務所へ。唯一逃げ切った海女仲間のチュンジャ（キム・ヘス）は姿を消した。2年後、クンチョンに舞い戻ったチュンジャは、密輸王クォン（チョ・インソン）から請負った密輸仕事をジンスクに持ちかける。だが、2年前、密告したのがチュンジャと疑うジンスクは……。
●公開情報
『密輸 1970』新宿ピカデリーほか全国公開中
［2023年／韓国／129分］監督・脚本：リュ・スンワン『モガディシュ 脱出までの14日間』『ベテラン』 脚本：キム・ジョンヨン、チェ・チャウォン
出演：キム・ヘス『国家が破産する日』『未成年裁判』『シュルプ』、ヨム・ジョンア『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～」、チョ・インソン『モガディシュ 脱出までの14日間』『ムービング』、パク・ジョンミン 『ただ悪より救いたまえ』『地獄が呼んでいる』、キム・ジョンス『工作 黒金星と呼ばれた男』、コ・ミンシ『五月の青春』『Sweet Home―俺と世界の絶望―』
配給：KADOKAWA、KADOKAWA Ｋプラス
提供：KADOKAWA Ｋプラス、MOVIEWALKER PRESS KOREA
公式サイト：mitsuyu1970.jp
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